カルロス・サインツ、レーシングカートの新ブランド『CS55レーシングカート』設立を発表

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2024年02月07日 07:50  AUTOSPORT web

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CS55レーシングカートのステアリングを握るカルロス・サインツ
 F1ドライバーのカルロス・サインツは2月5日、トニーカートをはじめとするレーシングカートブランドを手掛けるOTKカートグループとタッグを組み、新たなブランド『CS55レーシングカート』を発表した。

 F1ドライバーとして世界のトップカテゴリーに参戦しつつも、トレーニングと趣味を兼ねてレーシングカートに乗り続けているサインツ。そんな、レーシングカートをこよなく愛するというサインツは、自身のブランドを立ち上げるにあたり、40年にわたりレーシングカートのシャーシ、エンジン、さらに関連するアクセサリーなどを自社で設計、製造するOTKカートグループとタッグを組むことを選んだ。

 イタリアのOTKカートグループはトニーカートや、『KOSMIC』、『EXPRIT』、そしてランド・ノリスの名を冠した『LNレーシングカート』など、さまざまなブランドを展開。また、サインツはレースキャリアの初期には同社のオフィシャルチームであるトニーカート・ジュニア・レーシングチームで活動し、2008年のCIK-FIAアジア・パシフィック選手権と2009年のモナコ・カートカップのKF3カテゴリーで優勝したほか、2009年にはCIK-FIAヨーロピアン選手権のKF3カテゴリーでシリーズ2位となった。

「CS55レーシングは、僕にとってスリリングなプロジェクトだ。OTKカートグループはカート界における国際基準であり、彼らと一緒に仕事ができることを誇りに思う」とサインツはコメント。

「僕たちがともに歩んできたように、そして明日のドライバーたちがレーシングカートで夢を追いかけることが何を意味するのかを考え続け、一周回って戻ってきたように感じている。僕たちはその夢を可能にするために長い間努力してきた。レーストラックでこのカートが走り、勝利するのを見るのが本当に楽しみだ」

 直径30mmのスチールチューブのベアフレームで作られたCS55レーシングカートは、シングルギア仕様とシフター仕様でジュニアモデル、シニアモデルの両方がラインアップされる予定だ。また、ブラック、レッド、イエローという、サインツのヘルメットをイメージしたデザインとなった。

 CS55レーシングカート製品は、OTKカートグループの世界中のオフィシャル販売ネットワークを通じて販売されるという。

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