ウィリアム皇太子、帰国中のヘンリー王子と再会予定は無し 「和解の手段として機能しない」と関係者

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2024年02月07日 20:01  Techinsight Japan

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兄弟間の確執が続いているウィリアム皇太子とヘンリー王子。皇太子は、王子が帰国しても会う予定が無いという
ヘンリー王子がチャールズ国王を見舞うため、急遽英国に帰国したものの、ウィリアム皇太子は王子と再会するつもりはないという。ある関係者によると、ヘンリー王子は兄と会う機会があれば「喜んで受け入れるだろう」と明かした。一方でウィリアム皇太子は、退院したばかりのキャサリン皇太子妃や子ども達のサポートを優先しており、ヘンリー王子と会う計画はしていないという。

チャールズ国王ががんと診断されたことを受け、ヘンリー王子は移住先の米カリフォルニア州から急遽帰国した。

王子は現地時間6日午後に英ロンドンのヒースロー空港に民間機で到着後、出迎えた車両でチャールズ国王の自宅クラレンス・ハウスに直行した。

しかし親子の対面は1時間にも満たず、しばらくするとチャールズ国王とカミラ王妃が公用車に乗って自宅を出る姿が目撃された。夫妻はこの後、バッキンガム宮殿からヘリコプターに乗り、英ノーフォーク州にあるサンドリンガムの別宅に向かった。

ヘンリー王子は昨年、英国の自宅だったウィンザーのフロッグモア・コテージを退去した。そのため6日夜は、ロンドン市内にある高級ホテルに宿泊したもようだと、複数の現地メディアが伝えた。

英メディア『The Mirror』が取材した王室関係者によると、国王は先週、ウィリアム皇太子とヘンリー王子、アン王女、アンドルー王子、エディンバラ公エドワード王子に直接電話をかけて、がんの診断結果を伝えたそうだ。

ヘンリー王子はすぐにでも帰国したかったものの、宮殿が英時間5日午後6時に声明文を発表するまで、延期することに同意したとみられる。

その後、王子はロサンゼルス空港へと向かい、翌日には英国に到着。国王の自宅で親子の再会を果たした。

そんなヘンリー王子は、兄弟間の確執が続いているウィリアム皇太子との対面も望んでいるという。

ある情報筋は同メディアに対し、「公爵が英国に行く最大の理由は、父親を訪ねることです。もしウェールズ公に会う機会があれば、公爵は喜んで受け入れるでしょう」と話した。

しかしウィリアム皇太子は、久しぶりに帰国した弟との再会に乗り気ではないようだ。

現在の皇太子はウィンザーの自宅アデレード・コテージで、腹部手術を受けて退院したキャサリン皇太子妃のサポートをしながら、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)の世話を手伝っている。

同メディアが取材した関係者は、「皇太子の最大の関心事は、手術から回復中の妻と3人の子ども達、そして父親のことです。ヘンリーの訪問が、ある種の和解の手段として機能する予定はありません」と兄弟の再会を断固として否定した。

ウィリアム皇太子は家族のサポートをするため、しばらく公務を減らすと発表したが、7日から公務に復帰することになった。

ヘンリー王子はロンドンに長期間滞在する見込みはないようで、近いうちにメーガン妃、アーチー王子(4)、リリベット王女(2)が待つカリフォルニア州モンテシートの自宅に戻るとみられる。

ヘンリー王子とメーガン妃は現地時間14日から3日間にわたりカナダのバンクーバーを訪問し、2025年に開催される「インヴィクタス・ゲーム」に先立つイベントに出席する予定だ。現在のところ、スケジュール変更などは発表されていない。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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