「フリーレン」ヒンメル構文、「ガンダムSEED」ラクス構文…思わず使いたくなる! アニメ発信の「〇〇構文」を習得せよ―

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2024年02月14日 18:22  アニメ!アニメ!

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『葬送のフリーレン』第2クールキービジュアル(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
おじさん構文、ちいかわ構文、ヒス構文…最近、「〇〇構文」と呼ばれる言い回しを頻繁に見かけるようになった。
「〇〇構文」には、人気アニメキャラクターの言い回しをもじったものも存在。使用することによって自身の言いたいことを簡潔に表現できるとし、SNSでは多用されることもしばしば。今回はそんな「〇〇構文」でもホットな2つを紹介ししていこうと思う。

■決意をヒンメルが後押し!「ヒンメル構文」
最初に紹介するのは「ヒンメル構文」と呼ばれる言い回しだ。
『葬送のフリーレン』の主人公・フリーレンが口にした「勇者ヒンメルならそうしたってことだよ。」というセリフを元にしたもの。形式は下記の通りとなっている。

【自身が決断したこと】、勇者ヒンメルならそうしたってことだよ。

本構文を使用することで、【自身が決断したこと】が行動規範に則っていること強調。ヒンメルという信頼が厚い人物の意思が、その時々の決断・判断の迷いを払拭する効力を持つ。また、何でも許される“免罪符”のような使い方がされることもある。使用例は下記の通りだ。

・お風呂をめんどくさがらずに入る、勇者ヒンメルならそうしたってことだよ。
・推しのグッズを大量買いした、勇者ヒンメルならそうしたってことだよ。
・深夜にラーメンを食べる、勇者ヒンメルならそうしたってことだよ。

■因果関係を変化/逆転させる!「ラクス構文」
続いて紹介するのは「ラクス構文」と呼ばれる言い回しだ。
劇場版『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』にてラクス・クラインが発した「必要だから愛するのではありません! 愛しているから必要なのです!」というセリフを元にしたもの。形式は下記の通りとなっている。

【A】だから【B】なのではありません! 【B】しているから【A】なのです!

本構文を使うことで【A】と【B】に存在する因果関係を変化/逆転させることができる。「【A】だから【B】」と「【B】だから【A】」はそれぞれに因果関係が成立しなければならないが、同時に両者で意味が異なるようにある程度言い回しを調整しなければならない。“周りからはこう見えているかもしれないが、自分の認識としてはこう!”といった含みを持たせたいときに使用することもある。使用例は下記の通りだ。

・推しているから愛おしいのではありません! 愛おしいから推しなのです!
・流行っているから面白いのではありません! 面白いから流行っているのです!
・高いものがほしいのではありません! 欲しいものが高いのです!

ラクスを演じた声優・田中理恵も「ラクス構文」を使用してX(旧:Twitter)を投稿。
「食べるから愛するのではありません愛しているから食べるのです(ぇ」

なお、このセリフは脚本担当の後藤リウ氏考案のものである。



以上、「ヒンメル構文」と「ラクス構文」を紹介してきたが、使えるシーンは思い浮かんだだろうか。
あなたの言いたいことをぜひ「〇〇構文」に託して使ってみてほしい。

(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
(C)創通・サンライズ

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  • 80年代初頭。タイガーマスク二世はおっしゃいました「力が正義ではない。正義が力だ!」と。
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