新生マックイーンが始動、「Alexander」を省いたロゴに刷新

　「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」が、パリ時間3月2日20時に2024-25年秋冬コレクションを発表するショーの開催を前に、新ロゴと広告キャンペーンを公開した。同ブランドは、2024年春夏コレクションを最後に退任したサラ・バートン（Sarah Burton）の後任となるショーン・マクギアー（Seán McGirr）を新たなクリエイティブディレクターに迎えた新体制の下、「マックイーン（McQueen）」として始動する。

　新ロゴは、創設者のリー・アレキサンダー・マックイーン（Lee Alexander McQueen）が30年以上前に手掛けた最初のロゴをもとにデザイン。「Alexander」の文字は省き、CをQで囲った「MCQUEEN」のみのロゴにリニューアルした。
　広告キャンペーンはブランドのアイコンであるモデルのデブラ・ショー（Debra Shaw）とフランキー・レイダー（Frankie Rayder）を起用。幻想的なケルトの雰囲気が漂う歴史ある松の森を背景に、長年ブランドを象徴するモチーフとなっているスカルを象ったクロム製のマスクを被った2人の姿を木々の合間から捉えた。