『さよならマエストロ』コンマスの夢かなう 指揮者姿にファン「グッと来た」「近藤さんに泣かされるとは」

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2024年02月18日 21:53  ORICON NEWS

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日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』の場面カット(C)TBS
 俳優の西島秀俊が主演を務める、TBS系日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』(毎週日曜 後9:00)の第6話が18日に放送され、“コンマス”近藤(津田寛治)に注目が集まっている。

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 第6話は、あおぞらホールの閉館が3月末から2月末に繰り上げになった。おまけに市側は今後一切、晴見フィルの新規イベントは受け付けないと言う。練習場所も失ってしまい、ちゃんとした舞台もないまま、解散することになってしまう晴見フィル。

 落ち込む団員たちに小村(西田敏行)は、恒例行事の梅まつりで、ゲリラ的に、最後のコンサートを開いてはどうかと提案。古谷(玉山鉄二)を中心に、市側にバレないようにコンサートの準備を進めていく。

 「さよならコンサート」に向けて進めていく中で、俊平(西島秀俊)は近藤(津田寛治)の密かな夢を知る。さらに、瑠李(新木優子)の知られざる素顔に気がついて…。そんな時、響(芦田愛菜)はホールのオーディオルームによく来ている富子(白石加代子)から、題名のわからない曲があると相談される…というストーリーだった。

 40年前から晴見フィルに参加し、縁の下の力持ちとして支え続けた近藤の学生時代の夢は「指揮者になること」だった。さよならコンサートでは、観客たちも指揮者体験する一幕が。最後の楽曲に移ろうとしたとき、俊平が近藤に歩み寄り、タクトを譲る粋な計らいを見せた。

 戸惑いながらも指揮台に登り、アパッシオナートな指揮で楽団を率いた近藤。その勇姿に観客たちは万雷の拍手で称える。夢にまで見た光景に近藤は「40年間、このあおぞらホールで、40年間、私達の演奏を聴いていただき、本当にありがとうございました!晴見フィルでした!」と涙を流した。

 一連のシーン視聴者からは「感動した」「コンマスさん、ずっと頑張ってきたもんね」「コンマスが指揮する姿にグッと来た」「コンマスにスポットライトが当たってうれしい」「まさか近藤さんに泣かされるとは」「晴見フィルがこれで終わりはもったいない!」「今回の話、めっちゃよかったー!」などの声が寄せられている。

 本作は、金曜ドラマ『凪のお暇』(19年)、『妻、小学生になる。』(22年)などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。劇伴を『テセウスの船』(20年)、『日本沈没―希望のひと―』(21年)などを手掛けた菅野祐悟氏が担当。東京音楽大学教授であり、日本クラシック界を牽引している世界的指揮者の広上淳一氏がオーケストラを全面監修し、東京音楽大学がオーケストラの演奏部分を全面バックアップ。今作が初共演となる西島秀俊&芦田愛菜が不器用な父と素直になれない娘の親子の愛の物語を紡ぐ。
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