【中部圏版】住みたい街ランキング 借りて住みたい、買って住みたい街の両方で1位となった街は?

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2024年02月29日 12:20  まいどなニュース

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中部圏で住みたい街は? ※画像はイメージです(photoAC)

株式会社LIFULL(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サービス『LIFULL HOME'S』は、このほど「2024年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(中部圏版)」を発表しました。同ランキングによると、借りて住みたい街、買って住みたい街いずれのランキングも、岐阜県の「岐阜駅」が1位となりました。

【調査結果】借りて住みたい街ランキング、買って住みたい街ランキング(写真2枚)

調査は、2023年1月〜12月の期間に、同サービスに掲載された中部圏(愛知県、岐阜県、三重県)の賃貸物件・購入物件のうち、実際の問合せ数を駅別に集計しランキング化したといいます。なお、「平均家賃」は問合せのあった賃貸物件(1LDK)の中央値を40平米あたりに換算、「平均価格」は問合せのあった中古マンション(2LDK)の中央値を60平米あたりに換算しています。

中部圏における「借りて住みたい街ランキング」

その結果、中部圏における「借りて住みたい街ランキング」は、岐阜県の「岐阜駅(JR東海道本線ほか)」(平均家賃:5万3271円)が6年連続の1位となりました。

以降、2位「豊橋駅(JR東海道本線ほか)」(同:5万3029円)、3位「新栄町駅(名古屋市営東山線)」(同:8万3398円)、4位「岡崎駅(JR東海道本線ほか)」(同:5万7580円)、5位「藤が丘駅(名古屋市営東山線ほか)」(同:5万6769円)が続く結果となりました。

1位の「岐阜駅」は、「名古屋駅」まで快速20分でアクセス可能で、名古屋市内よりも物価や賃料が安価であるコストパフォーマンスの良さから、中部圏の賃貸ユーザーから強い支持を集めています。駅周辺にはコンパクトに生活利便施設や飲食店などが集積している一方で、大規模な再開発が行われていないため落ち着いた街並みが残り、若年層だけでなくファミリー層からの支持が高いことも人気の要因となっています。

2位の「豊橋駅」と4位の「岡崎駅」も1位の「岐阜駅」と同様に名古屋市内よりも賃料水準が安価なこと、また駅周辺の繁華性が高いエリアが広く、生活利便施設が整っているといった要因によって上位にランクインし続けています。

3位に浮上した「新栄町駅」は、名古屋の中心市街地である「栄」および「久屋大通」に近いにもかかわらず、住宅活用が多いエリアとなっており、職住近接型の典型的な成功例として根強い人気と賃貸ニーズを維持し続けているといいます。

また、「借りて住みたい街ランキング」のTOP100に入った駅のうち、前回から大きく順位を上げた駅を集計した「急上昇ランキング」では、121位から81位となった「伏見駅(名古屋市営東山線)」(同:9万4106円)を筆頭に、「矢場町駅(名古屋市営名城線)」(同:7万7949円)が45位から18位、「上社駅(名古屋市営東山線)」(同:5万7778円)が46位から23位など、名古屋市内の駅が多くなっていました。

この結果について同サービスは、「本格的なコロナ後の社会に変化し通勤・通学が前提の生活が戻り、より交通利便性の高いエリアで比較的賃料水準が低いところを探すユーザーが増加。その結果、“コスパ&タイパ”に優れたこれらの駅が注目され、大きく順位を上げたものと考えられます」と分析しています。

中部圏における「買って住みたい街ランキング」

次に、中部圏における「買って住みたい街ランキング」をまとめたところ、こちらも「岐阜駅(JR東海道本線ほか)」(中古マンション平均価格:1464万円)が1位となりました。

以降、2位「金山駅(名古屋市営名城線ほか)」(同:1851万円)、3位「名古屋駅(名古屋市営東山線)」(同:2141万円)、4位「尾張一宮駅(JR東海道本線)」(同:1062万円)、5位「高蔵寺(JR中央本線ほか)」(同:330万円)が続く結果となりました。

2位の「金山駅」は、JR線、名鉄線、名古屋市営地下鉄など7線が乗り入れる中部圏有数のターミナル性の高い駅で、「名古屋駅」にも「久屋大通駅」にもダイレクトアクセスが可能な交通利便性を有しています。駅周辺は商業地で話題性の高いタワーマンションなどの分譲はほぼないものの、総戸数50戸前後の小規模な開発はコンスタントに継続しており、物件数も増えていることから問い合わせ数が増加しているといいます。

4位の「尾張一宮駅」は、「岐阜駅」との中間地点にあたり、JR線で「名古屋駅」からの所要時間が僅か10分ながら、名古屋市内よりも物件価格は安価で、物価も安定し、生活コストという点では名古屋市内に居住するよりも経済性が高いといわれているそうです。

また、中部圏における買って住みたい街の「急上昇ランキング」では、166ランクアップした「南大高駅(JR東海道本線)」(199位→33位)、113ランクアップの「車道駅(名古屋市営桜通線)」(148位→35位)、150ランクアップの「瑞穂区役所駅(名古屋市営桜通線)」(225位→75位)など、名古屋市内でこれまで物件開発が沈静化していたエリアで新規の分譲が開始されたことで大きく順位を上げた駅がランクイン。

なかでも、493位から45位と急上昇した「栄生駅(名鉄名古屋本線)」は、これまで「名古屋駅」を最寄りとする物件開発のみでしたが、駅から徒歩2分の場所に分譲マンションが2023年に販売され、その価格が安価なことから注目されているといいます。

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