阪神「青胴車」装飾&ラッピング、大阪梅田駅西改札店舗が全面開業

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2024年03月06日 18:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
阪神電気鉄道、エキ・リテール・サービス阪急阪神、阪神ステーションネットは6日、大阪梅田駅の改良工事に合わせ、順次リニューアルを進めている店舗区画について、3月12日の「ドトールコーヒーショップ阪神大阪梅田駅店」「阪神ドリームプラザ梅田店」のオープンをもって、同駅西改札の店舗が全面開業すると発表した。


3月12日にオープンする2店舗のうち、「ドトールコーヒーショップ阪神大阪梅田駅店」は「青胴車」「ジェット・カー」の愛称で親しまれてきた5001形の部品をアートとして内装に活用。「阪神ドリームプラザ梅田店」は、駅改良工事を経てリニューアルオープンする宝くじ売り場をラッピング装飾できる店構えに。第1弾は車両幅に近い間口を生かし、「青胴車」をモチーフに装飾した。



5001形は1977(昭和52)年から阪神本線で運行され、クリームとウルトラ・マリンブルーのツートンカラーを施した外装から「青胴車」、短い駅間を運転するために高加速・高減速の設計とされ、とくに加速は日本の鉄道で最高水準を誇ることから「ジェット・カー」と呼ばれた。間もなく引退予定とされており、大阪梅田駅の一部店舗に5001形をモチーフとして取り入れることで、駅ナカ店舗らしさを楽しめる仕様としている。

阪神電気鉄道は2015年3月以降、大阪梅田駅にて大規模な改良工事を実施し、ホーム拡幅、ホームドア整備、西改札口側へのエレベーター・エスカレーター整備(バリアフリー化)、駅施設の美装化など順次行ってきた。3月16日に駅構内の工事が完了する。(木下健児)
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