DIVERSITY IN THE ARTS主催のライブイベント『True Colors SPECIAL LIVE 2024』が7日、東京・NHKで開催。ダンス&ボーカルグループ・新しい学校のリーダーズ、超特急、FANTASTICS from EXILE TRIBEらが出演し、障害や性、世代、言語、国籍といった“多様性”を体現しながら、この日限りの特別なコラボレーションなどを披露した。
このほか、生まれつき二分脊椎症を抱えるジャズボーカリストのトニー・ディーは、遥海とともにミュージカル楽曲「The Lady Is A Tramp」を軽快かつ伸びやかに歌い上げ、全盲のシンガーソングライターの佐藤ひらりと全盲のギタリスト・田川ヒロアキは「カントリーロード」でコラボし、影山も手話で参加した。演奏後、影山は「これまで声で歌を届けてきましたが、今回手話を使ってみなさんに“心の歌”を届けることができて幸せです」と、新しい形のエンターテイメントの魅せ方に満面の笑みを浮かべた。
ラストに登場したのは森崎ウィン。オープニング以来約2時間ぶりの登場となったが、「これだけのパフォーマンスを見ていると、もうずっと心と体が熱いまま」と最高潮のテンションで「Fly With Me」「Don't Boo!ドンブラザーズ」を届け、「音楽っていう1つの共通言語があって、この日、この奇跡、この瞬間をみなさんとともにできてうれしいです」と思いを口に。そして、GenGen・Miyu・ILL Abilitiesとの渾身のダンス、田口の豪快なギターサウンドをたたえたマイケル・ジャクソンの「Beat It」でも圧倒した。
この日の最後には、ブルーノ・マーズの「Just The Way You Are」を出演者全員でパフォーマンス。1人の人間としてもパフォーマーとしても、ジャンルやアプローチ、個性がそれぞれ異なる彩り豊かなメンバーが勢ぞろいし、カラフルな歌声で<Just The Way You Are=そのままのキミで>と響かせた。