レースクイーンも全開!スーパーGT参戦全チーム紹介・GT500編

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2024年03月14日 12:51  webスポルティーバ

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スーパーGT参戦全チーム紹介・GT500編

 今年も大きな盛り上がりを見せている国内最高峰のレース「スーパーGT」。レクサス(トヨタ)、ニッサン、ホンダが専用マシンを開発して参戦する「GT500クラス」では計15チームが戦っている。トップドライバーを起用する各チームは個性派ばかり。スーパーGTシリーズを彩るGT500全15チームを紹介しよう。

※紹介はカーナンバー順

【No.1】 LEXUS TEAM SARD
[ドライバー] ヘイキ・コバライネン/平手晃平
[マシン] レクサスLC500

 昨シーズンのチャンピオンチームであるサード。前身の全日本GT選手権時代から参戦している名門チームだ。2015年に元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン(フィンランド)を迎え入れ、平手晃平との新体制に。1年目はうまく機能しない部分もあり苦戦したが、昨年はコバライネンを中心にテスト走行を行ないマシンを熟成。最終戦・もてぎで優勝を飾り、悲願のチーム初タイトルを獲得した。今年も同じ体制で開幕戦3位と好調のスタートを切り、連覇を狙う。

左から、西村いちか(2017KOBELCO Girls)、比良祐里(2017KOBELCO Girls)、三城千咲(2017KOBELCO Girls)、瀬野ユリエ(2017 Sardイメージガール)

【No.6】 LEXUS TEAM LEMANS WAKO'S
[ドライバー] 大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ
[マシン] レクサスLC500

 昨年、第一線を退いた脇阪寿一氏が監督としてチームを率いるルマン。昨年からメインスポンサーの変更に伴い、マシンのカラーリングも一新されている。ドライバーは大嶋和也とアンドレア・カルダレッリ(イタリア)。ともにGT500で優勝経験があり、昨年もコンスタントに結果を出してランキング2位を獲得。LC500に代わった今シーズンも好調で、開幕から2戦連続で2位表彰台と安定したパフォーマンスを発揮。今年もチャンピオン候補の一角となるのは間違いなさそうだ。

左から、廣川エレナ(Ms.legarsi)、桃瀬ゆう(Ms.legarsi)、藤田香澄(WAKO'S GIRLS)、市川愛(WAKO'S GIRLS)、一瀬優美(LEXUS TEAM LEMANSイメージガール)、山下莉果(Owltech Lady)

【No.8】 AUTOBACS RACING TEAM AGURI
[ドライバー] 野尻智紀/小林崇志
[マシン] ホンダNSX-GT

 日本人として初めてF1で表彰台を獲得した元レーシングドライバーの鈴木亜久里氏と、オートバックスがタッグを組んで結成されたチーム。2007年に伊藤大輔、ラルフ・ファーマン(イギリス)でチャンピオンを獲得したほか、多くの一流ドライバーがステアリングを握ってきた。今年は野尻智紀と小林崇志という若手コンビで臨む。開幕戦では、目まぐるしくコンディションが変わるなかで見事ポールポジションを獲得。ふたりとも一発の勝負どころで強いドライバーだけに、2013年以来となる優勝にも期待が集まる。

左から、宮崎あみ(2017 ARTA GALS)、近藤みやび(2017 ARTA GALS)、成海梓(2017 ARTA GALS)、阿比留夏海(2017 ARTA GALS)、

小林沙弥香(Mobil1レースクイーン2017)

【No.12】 TEAM IMPUL
[ドライバー] 安田裕信/ヤン・マーデンボロー
[マシン] ニッサンGT-R NISMO GT500

 元祖"日本一速い男"として知られる星野一義氏が監督を務めるチーム・インパル。彼の現役時代から変わらないカルソニックカラーの真っ青なマシンが象徴的なチームだ。ドライバーは在籍4年目を迎える安田裕信の新パートナーとして、今年はゲームソフト『グランツーリスモ』がキッカケでレーシングドライバーになった異色の経歴を持つヤン・マーデンボロー(イギリス)が加入。ここまで3戦はトラブルもあり十分な結果が出ていないが、ライバルも一目置く手強い存在だ。

左から、小山桃(ITOCHU ENEX IMPUL LADY)、陽菜みなみ(ITOCHU ENEX IMPUL LADY)

左から、白川なつき(2017カルソニックレディ)、天音摩夕(2017カルソニックレディ)

佐崎愛里(Mobil1レースクイーン2017)

【No.16】 TEAM MUGEN
[ドライバー] 武藤英紀/中嶋大祐
[マシン] ホンダNSX-GT

 全日本GT選手権時代にNSXでチャンピオンを獲得したことがあるチーム無限が、今年GT500に復活。アメリカのインディカー・シリーズなどで活躍した経験を持ち、同チームでは2013年にGT300でチャンピオンを獲得した武藤英紀と、元F1ドライバー中嶋悟氏の次男である中嶋大祐がステアリングを握る。ホンダ勢では初めてヨコハマタイヤを装着。まだマッチングという部分で苦労している部分はあるが、着実に力をつけてきている。第6戦の鈴鹿には、ジェンソン・バトン(イギリス)も参戦決定!

左から、陸野真子(MUGEN ADVAN GAL)、長谷川佳奈(MUGEN ADVAN GAL)

【No.17】 KEIHIN REAL RACING
[ドライバー] 塚越広大/小暮卓史
[マシン] ホンダNSX-GT

 元レーシングドライバーの金石勝智氏が代表を務めるリアル・レーシング。昨年から塚越広大に加え小暮卓史が加入。ホンダを代表するエース級ドライバーがコンビを結成したとあって、ライバルからも恐れられる存在となっている。昨年は第5戦・富士で2位表彰台を獲得するなど、前評判どおりの安定した速さをみせた。今年序盤2戦はトラブルもあり、思うような結果が残らなかったが、第3戦では2位獲得。チームにとって2010年以来となる優勝に期待が集まっている。

左から、蒼怜奈(Keihin Blue Beauty)、栗沢綾乃(Keihin Blue Navigator)

【No.19】 LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
[ドライバー] 関口雄飛/国本雄資
[マシン] レクサスLC500

 長年GT300クラスにトヨタ・セリカやレクサスIS350などで参戦していたレーシングプロジェクト・バンドウ。2011年からGT500にステップアップし、昨年の第7戦・タイでは念願の初優勝を飾った。今年もその優勝に大きく貢献した関口雄飛と国本雄資を引き続き起用。彼らは昨年スーパーフォーミュラでも活躍し、今国内でも勢いのあるドライバーのコンビということで注目度も高い。また第3戦終了時点で21戦連続入賞中という安定した実績も残している左から、木村理恵(WedsSportレースクイーン)、今井みどり(WedsSportレースクイーン)、2017 ADVAN GAL

【No.23】 NISMO
[ドライバー] 松田次生/ロニー・クインタレッリ
[マシン] ニッサンGT-R NISMO GT500

 日産のエースチーム的存在であるニスモ。2014年、2015年と2年連続でドライバー&チームタイトルを獲得。昨年も開幕2連勝を飾るなど、圧倒的な強さを誇った。惜しくも3連覇はならなかったが、今年も変わらず松田次生とロニー・クインタレッリ(イタリア)の強力なコンビ。開幕戦では苦戦を強いられたが、第2戦では予選2番手を獲得するなど、さすがともいうべきパフォーマンスを発揮し始めている。また、クインタレッリはシリーズ最多となる4度のチャンピオン獲得経験を持つ。

左から、川村直央(MOTUL Circuit Lady)、北川瑛里奈(AUTECH Race queen)

【No.24】 KONDO RACING
[ドライバー] 佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
[マシン] ニッサンGT-R NISMO GT500

 歌手・俳優・タレントとして活躍する近藤真彦氏が率いるチーム。彼もかつてはドライバーとして全日本GT選手権などで活躍していた。長年ヨコハマタイヤとタッグを組んでいて、昨年はタイヤ無交換作戦を実行して2勝を記録し、存在感を示すレースを披露した。今年は慶應義塾大学卒という経歴を持つ佐々木大樹と、来日10年以上のベテランドライバーであるジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ブラジル)とのコンビで勝利を目指す。

左から、吉美あや(フォーラムエンジニアリングギャル)、織田真実那(フォーラムエンジニアリングギャル)、千葉悠凪(2017 raffinee lady)、伊崎彩(2017 ADVAN GAL)

【No.36】 LEXUS TEAM au TOM'S
[ドライバー] 中嶋一貴/ジェームス・ロシター
[マシン] レクサスLC500

 トムスはスーパーGTをはじめ、スーパーフォーミュラや全日本F3選手権でも活躍する国内屈指の名門チーム。スーパーGTには2台体制でエントリーし、36号車は昨年からauのカラーリングが施されている。今年はドライバーズラインナップを変更し、元F1ドライバーで現在は世界耐久選手権(WEC)にも参戦する中嶋一貴が2014年以来となるGT500復帰を果たした。第3戦では早くも優勝するなど、F1でのテストドライバー経験のあるジェームス・ロシター(イギリス)とのコンビで総合優勝を目指す。

左から、千倉里菜(マツモトキヨシRQ)、恵里花(jms garage girls)、大津リサ(au Circuit Queen)、柳原ゆう(au Circuit Queen)、多田夏摘(バンテリンレースクイーン)、前田真実果(バンテリンレースクイーン)

【No.37】 LEXUS TEAM KeePer TOM'S
[ドライバー] 平川亮/ニック・キャシディ
[マシン] レクサスLC500

 開幕戦で優勝を果たした37号車のトムス。今年からレッドブルがマシンに描かれ注目を集めている。ドライバーには2012年の全日本F3チャンピオンで今年はヨーロピアン・ルマン・シリーズにも参戦している平川亮と、2015年の全日本F3王者であるニック・キャシディ(ニュージーランド)。第2戦でも重いウェイトハンデを背負いながら3位表彰台を獲得しており、間違いなく今季チャンピオン候補の一角になりそうなチームだ。

左から、望月未来(にゃんこガールズ)、竹本ちえ(にゃんこガールズ)、藤高つばさ(キーパーエンジェルス)、小泉エレナ(キーパーエンジェルス)、澤井玲未(jms garage girls)、東山桜子(モデリスタカスタマイズクイーン)

【No.38】 LEXUS TEAM ZENT CERUMO
[ドライバー] 立川祐路/石浦宏明
[マシン] レクサスLC500

 1990年代から国内で活躍する名門レーシングチームのセルモ。かつてブリヂストンのF1タイヤ開発責任者だった浜島裕英氏が今年からチーム監督を務めている。ドライバーはGTでは3度のタイトル獲得経験を持ち、長年セルモのエースドライバーとして活躍する立川祐路と、2015年のスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得した石浦宏明。今年は第2戦・富士で優勝。どのサーキットでも常に上位に顔を出す安定した強さを見せている。

左から、矢野結衣(2017 EXEDY Racing Girls)、有村優花(2017 EXEDY Racing Girls)

左から、丸山帆成美(ZENTsweeties)、藤木由貴(ZENTsweeties)、佐藤衣里子(ZENTsweeties)

【No.46】 MOLA
[ドライバー] 本山哲/千代勝正
[マシン] ニッサンGT-R NISMO GT500

 長年GT300で戦い、2011年のGT500ステップアップ初年度にいきなりチャンピオンを獲得。翌2012年も連覇を果たした実績を持つモーラ。同じ日産系チームのニスモと同様にミシュランタイヤを装着している。ドライバーはGT500で過去3度チャンピオンに輝き、長年ニッサン陣営のエースドライバーとして活躍する本山哲と、ブランパン耐久シリーズなど海外レースでの経験も豊富な千代勝正のコンビ。常に上位を脅かすような速さと安定感を兼ね備えている。

左から、山内エレナ(キョクヨーガール)、武田美憂(エスロードガール)

【No.64】 NAKAJIMA RACING
[ドライバー] ベルトラン・バゲット/松浦孝亮
[マシン] ホンダNSX-GT

 日本人として初めてF1フル参戦を果たした中嶋悟氏が代表を務めるチーム。過去にはロイック・デュバル(フランス)や松田次生など、多くのトップドライバーを輩出している名門中の名門である。長年エプソンがメインスポンサーを務めるが、マシンのカラーリングデザインは毎年一般公募で選ばれるというのも特徴のひとつ。今年は来日4年目を迎えるベルトラン・バゲット(ベルギー)と、ベテランの松浦孝亮が新たに加入。GT500クラスの中で唯一、ダンロップタイヤを使用する。

左から、平咲夏加(DIREZZA Cheers)、秋月清華(2017 Epson Nakajima Racingレースクイーン)、あやきいく(2017 Epson Nakajima Racingレースクイーン)、結城みい(Moduloスマイル)

【No.100】 TEAM KUNIMITSU
[ドライバー] 山本尚貴/伊沢拓也
[マシン] ホンダNSX-GT

 日本人として初めて2輪の世界GPで優勝を飾り、4輪でも活躍した伝説のレーシングドライバー高橋国光氏が率いるチーム。スーパーGTでは20年以上にわたってスタンレー電気のブランド「RAYBRIG」がメインスポンサーとなり、鮮やかなブルーのカラーリングがトレードマークとなっている。今年もホンダのエース格である山本尚貴と伊沢拓也を起用。同チームでのコンビは6シーズン目を迎え、第3戦は3位に食い込んだ。優勝はもちろん、シリーズチャンピオン獲得の期待もかかるチームだ。

左から、はらことは(2017 RAYBRIGレースクイーン)、林紗久羅(2017 RAYBRIGレースクイーン)

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