【2024年冬ドラマ視聴率】『大奥』4%台低迷、Tverでは『君が心をくれたから』に太刀打ちできず

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2024年03月14日 15:51  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

 フジテレビ系連続ドラマ『大奥』が3月14日、第9話を迎える。2000年代初頭から同局で放送され人気を集めた『大奥』シリーズは2019年の特別ドラマでいったん完結し、今年1月から放送中の連ドラは“令和版”として、主人公の五十宮倫子(御台所)役に小芝風花を起用。第10代将軍・徳川家治役にKAT-TUN・亀梨和也、家治の従弟・松平定信役にSnow Man・宮舘涼太が出演していることでも話題のドラマだ。

目次

『大奥』視聴率推移
『大奥』Tverお気に入り数

『大奥』の視聴率推移、初回6.7%が自己ベスト

 『大奥』といえば、将軍に仕える女性同士の熾烈な戦い、また彼女らを取り巻く人間模様などが描かれる。今作でも、家治との政略結婚を強いられた公家の娘・倫子が、京から渡った大奥でさまざまな試練に向き合うストーリーを展開している。

 放送枠の「木曜劇場」は高視聴率をマークするのが難しい枠で、2020年代では同7月期の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(石原さとみ主演)第4話の平均世帯視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)が唯一の2ケタ台を記録。22年10月期に放送されて業界内外で注目を集めた『silent』(川口春奈主演)でさえ1ケタ台を連発していたほどの“死に枠”だ。

「残念ながら『大奥』も、今のところ初回6.7%が自己ベスト。第2話で一気に4.7%までダウンし、第3話は5.0%に回復したものの、以降4.6%(第4話)、4.2%(第5〜6話同率)、4.5%(第7〜8話同率)となっており、最終回に向け、2ケタ台到達は厳しくてもせめて自己ベスト更新できれば……というところです」(芸能ライター)

『大奥』Tverお気に入り数で『君が心をくれたから』『婚活1000本ノック』下回る

 放送開始したばかりの頃、ネット上で「小芝ちゃん可愛いけど、公家の娘より町娘って感じ」「亀梨くんのキリッとした眉毛が気になりすぎる」といった感想が続出。また「俳優陣が全体的に現代ドラマのしゃべり方をしてて、『大奥』らしさが足りない」といったネガティブな指摘が多かったことも、低視聴率の原因になっているかもしれない。

 なお、動画配信サービス・TVerにおいては、3月14日深夜0時時点(以下同)で『大奥』のお気に入り登録数は70.7万人。

 1月期の主なフジドラマと比較すると、月9『君が心をくれたから』(永野芽郁主演)の111.8万人にはまったく太刀打ちできず。水曜10時『婚活1000本ノック』(3時のヒロイン・福田麻貴主演)の98.6万人、月曜10時『春になったら』(奈緒と木梨憲武のダブル主演)の77.9万人にも負けている一方、火曜11時『リビングの松永さん』(Sexy Zone・中島健人主演)の61.8万人、金曜9時『院内警察』(桐谷健太主演)の45.2万人よりはネット視聴者の関心を集めているようだ。

 第9話は、お知保(森川葵)の子・家基が世継ぎに決まった一方、お品(元乃木坂46・西野七瀬)の子・貞次郎が選ばれなかったことで、老中・田沼意次(安田顕)が“家基を消す”計画を企てる……という内容。ネット上では、予告にあった“倫子を抱きしめる定信”のシーンも注目されており、まだまだ挽回の余地はあるはず。最終回に向けての盛り上がりに期待したいところだ。

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