日本人俳優が“アジア人差別”に言及 「僕だけがポスターから消された」過去のトラウマ

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2024年03月14日 16:19  ORICON NEWS

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“アジア人差別”に言及した松崎悠希(2011年撮影) (C)ORICON NewS inc.
 ハリウッドで活躍する俳優の松崎悠希(42)が14日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。ハリウッドでのアジア人差別について訴えている。

【画像】「僕だけが消された」松崎悠希出演の『ピンクパンサー2』ポスター

 10日に米国で開催された「第96回アカデミー賞」の授賞式で、登壇者のトロフィーを渡す際の行動が「アジア人差別なのでは」などと、Xを中心に物議を醸している。

 松崎は投稿でそのシーンに触れつつ「ハリウッドのアジア人の『透明化』の件で僕のトラウマになってることの一つが、2009年の映画『ピンクパンサー2』で、メインキャストで僕だけがポスターから『消された』こと。ポスター用写真(2枚目)も撮影してたのに。そりゃインド人のアイシュワリヤー・ラーイさんは残ってるけどさ…」とコメント。該当の映画ポスターの画像も添えた。

 さらに続く投稿で「当時『ピンクパンサー2』のホームページでは、こういう風にちゃんと『メインキャスト』の一人としてバーーーンと載ってた。…なのに『公式ポスター』には僕だけが、いない。『別にユウキはいなくてもいか、アジア人だし。』という判断がされてしまうのが本当に悲しかった」と当時の心境を伝えた。

 松崎は、1981年9月24日生まれ、宮崎県出身。7歳から児童劇団の舞台に立ち、高校卒業後、単身米ニューヨークに渡る。1年ほどタイムズ・スクエアを中心にストリート・パフォーマンスを行うなどして経験を積んだ後、ハリウッドへ。エドワード・ズウィック監督の『ラストサムライ』(2003年)、クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』(2006年)、『ピンクパンサー2』(2009年)、ジェームズ・L・ブルックス監督の『幸せの始まりは』(2010年)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011年)などに出演してきた。

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