『光る君へ』ユースケ・サンタマリア、安倍晴明役は「ビジネスマン」を意識【君かたり】

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2024年03月17日 21:00  ORICON NEWS

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大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、安倍晴明を演じるユースケ・サンタマリアの声を紹介する。

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――安倍晴明を演じて
みなさんのイメージであるじゃないです陰陽師って、今までさんざん結構イケメンであったりとか、歌舞伎やっている方とかね。そういう方がやってきて悪霊を退散するみたいな。そういう陰陽師がやっぱり多かったんですけど、それとは全く違う、ビジネスマン安倍晴明みたいなところを今回やりたいということで、要は生きていくために世渡り上手にやっていくみたいな、かといってそんな小狡いわけでもなくて、自分にそういう力があるとみんなにうそをついてやっているわけでもなくて、実際夜中ずっと星を見ているんですよ。

そして星を見て、時勢を占ってそれをもとにいろんな人のところに行って、その人の今後を見たりとか、そういう力もちょっとあった、でもやっぱり食っていかないといけないから、あと結構、安倍晴明って身分が低いんですよ、みなさんが思っていより。だからちょっと這い上がろうとしているんですよ。もっともっと上に行きたいっていう向上心もありつつ、そういうなんか今まで見たことないような、だからかっこよくしてやるというよりも、別にかっこよくしようとは思っていなくて、なんか見ていて不思議な感じになると思います。「え!陰陽師ってこんなだと思わなかった」みたいな。そういうところを狙っているって感じかな…僕は。

――兼家を中心とした藤原家について
結構、なんていうんでしょう…実際は好きでもないんだけど、内心は嫌いになれないみたいなそういう感情だったんだと思います。5月から撮影をやっていて、藤原家の方とばっかりなんですよ。ただやっぱり嫌な思いもさせられたりとか、あと何かこう自分でコントロールしようとしたり、僕のほうがね。そういう中で結構楽しんでいるっていうセリフまであって、ただ単にビジネスとして利用しようとしているってだけでもなく、やっぱり藤原家っていうものに対して、ある種の感情っていうか愛情に近い何かを持っていて、でも藤原家がどんどん崩れていくこともわかっている。でもそれをどうすることもできない、そこはドライに見ているんだけど、ちょっとやっぱり思うところはあるみたいな、そんな感情ですよね。
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