阪神、主力野手陣に元気がない中で打撃好調の近本光司

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2024年03月18日 18:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

阪神・近本光司 (C) Kyodo News
 昨季18年ぶりにリーグ優勝、38年ぶりに日本一を達成した阪神は、オープン戦とはいえここまで1勝11敗1分と元気がなく、先週末に行われた中日との3連戦も1分2敗、得点数も2試合でわずかに3点。初戦と3戦目は完封負けを喫した。

 大山悠輔が打率.195、木浪聖也が打率.188、佐藤輝明が打率.186、中野拓夢が打率.091と、オープン戦とはいえ、主力選手たちの状態が上がって来ないのは気になるところだ。

 そんな中で、トップバッター・近本光司は3月29日の開幕戦に向けて、オープン戦では打率12球団トップの.342をマークするなど好調を維持している。

 中日との3連戦でも3試合全てで安打を放ち、8日のヤクルトとのオープン戦から7試合連続安打中だ。近本は昨季4月終了時点の打率.333だったが、例年はスロースターターで夏場に状態を上げる傾向がある中で、開幕前とはいえ、オープン戦から好結果を残しているのは好材料だ。

 特に近本は19年にプロ入りしてから21年に最多安打のタイトルを獲得するなど、プロ5年間で放った安打数は773本。昨季は途中離脱した時期はあったが、リーグ6位の143本の安打を放った。今季も不動のトップバッターとして、阪神打線を引っ張る活躍が期待される。

 また、森下翔太はオープン戦序盤、当たりがなかったが、3日の日本ハム戦からオープン戦6試合連続安打中。レギュラーを目指す前川右京は守備で手痛いミスがあったものの、バットでは『3番・ライト』で先発出場した16日の中日とのオープン戦で、守護神・マルティネスからバットを折りながらもライト前に適時打を放つなど、オープン戦の打率.290、2打点とアピールしている。

 リーグ連覇が期待される今季、主力野手の活躍は必要不可欠。良い状態で開幕を迎えられるよう、残り5試合となったオープン戦でしっかりと仕上げていきたい。

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