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米俳優ニコール・エガートが3月15日、愛娘に手伝ってもらいながら剃髪する動画と、翌16日には病院からの自撮り写真でInstagramでシェア。ライフガードたちの活躍を描く人気ドラマシリーズ「ベイウォッチ」のサマー・クイン役などで知られるニコールは、現在乳がんの治療中と公表しています。
●娘も参加した剃髪動画に反響
動画へ整えられたショートカットで現れたニコールは、ビースティ・ボーイズの「ファイト・フォー・ユア・ライト」をBGMにバリカンを取り出し、ためらうことなく剃毛を開始。途中、12歳の次女キーガンも登場して真剣な表情でバリカンを持ち手助けする場面もあり、ニコールは完成した美しいスキンヘッドとともにニッコリと笑って頭をさわり、娘と抱き合う姿もみせました。
この動画へ、ニコールは作家マデリーン・イーマスの言葉「癒やしとは、自分自身を変えることではなくありのままでいることなのかもしれない」を引用し添えています。米俳優仲間のアリッサ・ミラノは「優美。あなたには最高の優美さがある。感動的だし、私はあなたに感謝しています」とコメント。同じくジェニー・ガースも「あなたに大きなハグを送ります」とハートの絵文字を添え愛を示しました。
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また一般のファンからも「あなたの美しさに心が引き裂かれるようです。愛を送ります」「あなたのために祈っています。神があなたを完全に癒やし、強さを保ってくださいますように」と治療の成功を願う声が寄せられています。
この翌日16日に、ニコールは大きな眼鏡をかけマスクを少し顎にずらし、胸元から点滴のチューブが出ている状態で撮影した病院からの自撮り写真も投稿。新しい髪形にちなんでか「エッグヘッド」と卵の絵文字をハートの絵文字で挟んだコメントを添えており、顔色は明るく、穏やかな表情を見せています。
●「18歳の愚かな決断」 若き日に受けた整形手術への後悔を告白した過去
ニコールは2023年10月に急な体重の増量と左胸への痛みを覚え、12月初旬に特殊型乳がんの篩状がんステージ2と診断を受けました。
1992年から1994年までニコールは人気ドラマシリーズ「ベイウォッチ」の第3、4シーズンでサマー・クイン役として出演。ライフガード役で出演するにあたり水着姿にならなければならず、自身の身体にコンプレックスを感じ18歳で豊胸手術を受け、そののちも何度か手術を繰り返したことを後になって告白しています。そして2015年にはリアリティー番組「Botched」で乳房縮小手術を受けました。
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2024年1月、ニコールは米People誌のインタビューで、当時受けた豊胸手術について「もちろん、今は後悔している」と述べており、「若い女の子たちが豊胸手術をしているのを見ると、“ああ、あなたたちの身体をそのままにして!”と思う」とコメント。「18歳の愚かな決断だった」と52歳の現在感じている率直な気持ちを明かしています。
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