大谷翔平、ダルビッシュからドジャース移籍後初安打　すかさず盗塁も決める

◆ ともに日本ハム出身、注目の初対戦！

　2024年のメジャーリーグが20日に韓国で開幕。エンゼルスからドジャースへ移籍した大谷翔平選手（29）は「2番・指名打者」で先発出場し、パドレスの開幕投手を務めたダルビッシュ有投手（37）から“移籍後初安打”を放った。

　無死一塁で迎えた初回の第1打席、大谷の名前がコールされると球場からは大きな歓声が沸き起こった。2ボール1ストライク後の外角シンカーにバットを出したが、当てただけの打球は遊ゴロ。併殺は免れたが注目の初対決第1ラウンドはダルビッシュに軍配が上がった。

　0−0のまま迎えた3回の第2打席は二死無走者でダルビッシュと2度目の対戦。カウント2−2後のシンカーを捉えた打球は痛烈な右前打となった。続くフリーマンの初球に二盗に成功。移籍後初安打に続き初盗塁も記録した。

　ドジャースは続くフリーマン、スミスの連続四球で二死満塁としたが、5番・マンシーは空振り三振。ピンチを脱したダルビッシュは雄たけびを上げ、要所を締める投球で3回までゼロを並べた。