“一色オンリーお弁当”“蓋なし豪快弁当”…インパクトが最大の愛情? 妻たちに真意を聞いた

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2024年03月21日 16:10  ORICON NEWS

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ココチャンネルさんの“一色しばり弁当”とはるさんの“蓋なし豪快弁当”
 SNSを覗くと、「#旦那弁当」でさまざまな弁当と投稿からさまざまな夫婦の関係性が垣間見える。今回は、かなりインパクトの強い見た目のお弁当を旦那さんに作っている2人に注目。なぜそのようなお弁当を作ることになったのか、さらにはお弁当を作る上でのこだわりや苦労した点、お弁当作りに対する想いなどについて、それぞれに話を聞いた。

【写真】「逆に手が込んでて愛を感じる…」「マジで黒一色w」550件のコメントが殺到した“漆黒弁当”ほか“一色しばり弁当”全公開

■蓋を開けたらピンク一色! きっかけは旦那さんからの「ある一言」

 旦那さんに対して“一色しばり”のお弁当を作って、SNSに投稿しているココチャンネルさん。この「旦那弁当」シリーズは全5話構成で、第1話が“茶色弁当”、第2話が“ピンク弁当”、第3話が“黒色弁当”第4話が“黄色弁当”、最終話の第5話が“緑弁当”となっている。

「旦那弁当」には多くの反響が寄せられているが、最初に投稿する際は「批判コメントがたくさんくるかも…」とちょっと不安だったという。

「最初の“茶色弁当”の編集が終わった後、『やっぱり投稿はやめておこう』と思ったのを今でも覚えています。でも、お弁当を作るところから編集までかなり時間をかけたので、思い切って投稿しました」

 実際に批判コメントもあったが、それ以上に「面白い」「次は何色?」といったコメントが多く、とても楽しい気持ちになれた。

「特に、『次は赤がいい!』とか『次は緑!』といったコメントがたくさんあったので、結局、第5話までシリーズ化してしまいました。初めは5話まで作ろうとは考えていなかったので、コメントをくださった方々には本当に感謝しています」

 一色しばりのお弁当を作ったきっかけは、旦那さんが放った何気ない一言にある。ココチャンネルさんは毎日4時半に起きてお弁当と朝ごはんを作っている。“茶色弁当”のときも、前日の夜から炊き込みご飯や唐揚げ、きんぴらごぼうなど、旦那さんの大好物ばかりを仕込んでいた。すると、褒められるどころか笑いながら「茶色弁当」と旦那さんに言われた。

「ちょっとイラッとしましたね。そのとき、いたずら心で次はピンク色にしようと思いつき、ピンクの食材を求めてスーパー内を3周くらいしました(笑)」

 “ピンク弁当”に対して旦那さんは、「まさかこうくるか〜」と思ったという。旦那さんはお肉が大好きなため、もっとも好評だったのは“茶色弁当”だったとのこと。

「『そんなことして最低ですね』とか『旦那さん可哀想』といったコメントもあったのですが、普段から冗談を言い合う仲なので心配ご無用です」

 一色しばりにも関わらず、1つ1つのおかずにとても手が込んでいるが、何色にするかを考えてから、食材や調理方法をいつも考えている。

「何色にするかを決めるときは、コメントを参考にしたこともあります。それぞれの色を活かしたシンプルな味付けが多かったと思いますね」

 一色しばり弁当を作る上でこだわったのは、ご飯のおかずになる料理を必ず入れること。色のことばかりを優先して、ご飯のおかずにならずに残されたらもったいないので、なるべくご飯のおかずになるように工夫した。

「あと、第4話を投稿するまで、主人に“一色弁当”ということがバレないように渡すのが大変でした。どうしても顔に出て笑ってしまうので、それを抑えるのに必死でした」

 ココチャンネルさんは、結婚当初からずっと旦那さんのお弁当を作っている。さらに、お子さんが高校生になると、家族全員分を作るようになった。

「一番多いときで5個のお弁当を毎朝作っていました。何年もお弁当作りをしているとそれが普通になるので、しんどいとか大変などとは思わず、当たり前のような感覚です。歯磨きや睡眠みたいに、私にとってお弁当づくりは生活の一部です」

■おかずが溢れんばかり豪快旦那弁当 夫の会社の同僚から「500円で買いたい」の声も

 弁当箱からおかずがはみ出してしまうほどボリューミーでダイナミックなお弁当を日々作っているはるさん。食欲をそそられる色合いと豪快でインパクトのある見た目に多くの反響が寄せられている。

 はるさんが旦那さんにこのようなお弁当を作るようになったのは、お弁当インスタグラマーたちの影響によるもの。

「うちの旦那さんはとてもよく食べるので、Instagramに投稿する前から、蓋を閉めるのに一苦労するくらい量は多かったんです。初めて溢れるお弁当を作ったときに、『ダイナミックですごく美味しそう!』と感じ、旦那さんも喜んでくれたので、いつの間にか溢れるお弁当を作るのが当たり前になりました」

 おかずがボリューミーすぎて蓋が閉まらないため、“蓋なしラップ弁当”というスタイルになった。上に盛り上がる分には蓋を押し込めば閉まるが、横にはみ出るのには蓋では対応しきれなかったという。

「幸い、旦那さんの職場まで近いこと、私が子なし専業主婦だから自由に動きやすいこと、旦那さんも受け取ったらすぐに食べ始められる環境であること、といった好都合が重なり、今のスタイルが完成しました」

 お弁当に対して、旦那さんからは「あまりリアクションがない」と話す。はるさんのほうからお伺いをしないと意見はもらえないという。

「ただ、職場の仲間からは羨ましがられたり、『500円で買いたい』と言ってもらえたりしているようなので、旦那さんの反応よりも職場の仲間の反応のほうが楽しみだったりします(笑)」

 旦那さんへのお弁当作りでのこだわりは、メインのおかずは近日内で被らないようにすることだ。

「あとは、旦那さんが一目見た瞬間に疲れが吹っ飛ぶくらい、『美味しそう!早くたべたい!』と思わせる見た目やおかずにすることです」

 制作時間はバラバラだが、作り置きをしてあれば30分程度で済む。一からすべて作りつつ、TikTok用の撮影も並行して行うと、2時間程度かかる場合もある。

「おかずは最低3品と思いつつも、どうしても時間がなかったり体調が悪かったりする日は2品になります。基本的におかずは3品以上というのは、普段の食卓でも同じです」

 これまでに作ったものではるさんにとって印象的だったお弁当は、結婚記念日当日に作った「大人様ランチ弁当」だという。

「泊まり勤務は、イベントの日が仕事と被ると一緒にごはんを食べられないのが切なくて寂しいのですが、逆にこんな大事な日にも遅くまでお仕事を頑張っている旦那さんに特別感のあるお弁当を食べさせてあげたいと思って考えたのが、豪華でお祝い感のあるおかず盛りだくさんの大人様ランチ弁当でした。配置や配色も個人的にとても気に入っています。普段リアクションがない旦那さんも、『おおお!』と歓声をあげていました」

 お弁当を手渡しすることで、「お疲れ様!」という気持ちを言葉とお弁当の両方から伝えられる環境にあることを幸せに感じているとはるさんは語る。

「直接渡せることにより旦那さんの顔を見ることができて自分も元気が出ますし、旦那さんもいつもうれしそうなリラックスした表情をしているので、束の間の時間ですが、癒されてくれていたらいいなと思っています」

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  • ケンカした翌朝、ご飯練り梅ご飯とサンドしてやった。帰宅後文句言ってきたので翌朝はご飯練り梅ご飯練り梅ご飯に。「スイマセンでした」フフフ分かればよろしい(`・ω・´)キリリッッッ。
    • イイネ!12
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