『ちびまる子ちゃん』TARAKOさん本編最後のセリフは「ぷは〜っ」 まる子役を34年担当で聞き納め…次回予告も締める「お楽しみにね!」

0

2024年03月24日 18:53  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

『ちびまる子ちゃん』の場面カット(C)さくらプロダクション/日本アニメーション
 テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00)で、主人公・まる子の声を34年間務めてきたTARAKOさんが3月4日未明、亡くなった。これを受け本日24日に1時間SPが放送され、TARAKOさんが出演している最後の新作エピソード「まる子、水の味がわかる?」の巻が放送され、TARAKOさんによるまる子の本編最後のセリフは「ぷは〜っ」だった。

【画像】泣ける…笑顔のまる子&友蔵 TARAKOさんラスト出演回の場面カット

 放送時間になると、まる子が「みんな集まって!ちびまる子ちゃんが始まるよ!」と呼びかけ、同アニメの第2期(1995年)オープニング曲である渡辺満里奈の「うれしい予感」が当時の映像とともに流れた。

 ネット上では「主題歌が懐かしい」「懐かしいOPと絵柄」「粋な事してくれますね…」と懐かしむ声が寄せられ、Xでは放送15分でトレンド1位に。

 この日は1時間スペシャルで『ぜんぜん知らない親せきの人』の巻、『さくら家に謎の影!?奴の名はG』の巻、『たまちゃんのゆううつ』の巻、『まる子、水の味がわかる?』の巻の4本が放送。

 「まる子、水の味がわかる?」が、TARAKOさんが出演している最後の新作エピソードで、水道管工事で水が止まってしまうということで、「あの井戸水はおいしかった」というおじいちゃんの話で、水の味に興味を持つまる子の姿が描かれた。おじいちゃんと一緒に井戸探しをするが一向に見つからず。そんな時、佐々木のじいさんからおいしい湧き水の話を聞いたまる子たちのストーリーが描かれた。

 物語は水を飲み比べするシーンがあり、まる子の最後のセリフは水を飲んで「ぷは〜っ」だった。そして、TARAKOさん最後の出演ということもあり、ラストのエピソード放送後に、初期の映像が流れて親友のたまちゃんにまる子が「もしケンカしてもどうせわたしが悪いんだろうからさ、その時は謝りにいくから待っててね。いつまでも苦労かけるねぇ」と声をかけ、「ずっと仲良しでいようね」に「うん。いようね」と笑顔を見せた。そして、次回予告もTARAKOさんの声で「お楽しみにね!」で番組を締めくくった。

 TARAKOさんは1981年、アニメ『うる星やつら』で声優デビュー。83年には、シンガーソングライターとしてデビューした。90年より『ちびまる子ちゃん』で主人公のまる子役を務め、代表作は『まじかる☆タルるートくん』(タルるートくん)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(チビキング)など。96年、演劇集団WAKUを主宰し、舞台の脚本・演出を手がけた。

 アニメ以外の声の仕事も精力的で、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『しあわせ家族計画』(TBS)、『銭形金太郎(テレビ朝日)など各局のテレビ番組のナレーションも多く務めてきたほか、明治乳業、バンダイ、森永製菓、ケーズデンキなど各企業のCMナレーションも担当した。

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    オススメゲーム

    ニュース設定