女性賃金・雇用で対策チーム＝２４日初会合―政府

　政府が、賃金や雇用など働く女性の課題について議論する対策チームを新たに立ち上げることが２２日、分かった。岸田政権が掲げる「構造的賃上げ」実現には、女性の労働環境改善が不可欠と判断。矢田稚子首相補佐官が座長を務め、２４日に初会合を開く。関係者が明らかにした。

　各業界を所管する関係省庁が参加。業種ごとの課題を洗い出すほか、公的機関における女性雇用の現状にも焦点を当てる。取りまとめた対策は、６月に策定する経済財政運営の基本指針「骨太の方針」への反映を目指す。