本作は、秦建日子氏が2023年に発表した小説「Change the World」を原作に、秦氏自ら脚本を書き下ろし、舞台化する社会派ミステリ。『サイレント・トーキョー』のタイトルで映画化された秦氏の小説「And so this is Xmas」の続編で、作中では「And so this is Xmas」で描かれた世界から2年後の東京が描かれる。渋谷で起きた爆弾テロ事件から2年後、錦糸町で新たな事件が起こる。渋谷テロ事件解決の立役者となった刑事の世田志乃夫(松岡充)は、その事件を追うことになる。
けいこをスタートさせた現在、出演キャスト全員がそれぞれに試行錯誤をしている最中だと言いながら、「演劇は一度として同じものができないものだと思っています。だからこそ、劇場で感じてもらえるものがたくさんある作品だとも思います」とし、「この『Change the World』というタイトルが、見終わったみなさんにのしかかってくるはず」と予言しながら「登場人物みんながアツい思いを持ってステージに立ちますので、ぜひ劇場で一緒に事件を解決していただけたら」と呼びかけた。