手編みのナマケモノミニバッグが秀逸 木にぶら下がる様子を再現

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2024年05月11日 13:00  おたくま経済新聞

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おたくま経済新聞

手編みのナマケモノミニバッグが秀逸 木にぶら下がる様子を再現

 編み物が大好きで様々な作品をSNSに投稿したり販売したりしているX(Twitter)ユーザーの編む編むおでこさん。今回、完成させた作品はナマケモノのミニバッグ。


 木にぶら下がっているナマケモノの姿をモチーフにした作品には、「発想が素晴らしい」「素敵なアイデア」などのコメントが数多く寄せられています。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 「思いつきで編んだこいつに一日を費やして終わった……」と、一玉だけあったという和紙ヤーンで編んだナマケモノのミニバッグの写真を投稿した編む編むおでこさん。


 何度もやり直したのでよれよれで作品の完成度に納得していない様子ですが、ナマケモノにそっくりでとても可愛いです。


 リベンジしたいと語っていた編む編むおでこさんは、翌日さっそく行動に移します。「編み目とフォルムを改良してもう少し綺麗にしたいので、2号編んでいます」と途中経過の写真を投稿すると、その数時間後に「2号ができました」と完成した作品を公開。


 よれよれだったフォルムが綺麗にブラッシュアップされ、持ち手の部分のデザインも変わり、さらに可愛くなっています。こんなに可愛い小物入れがお家にあったら、それだけで明るく楽しい気持ちになりそう。編む編むおでこさんに、アイデアを思いついたきっかけやこだわりポイントなどを詳しくうかがいました。



■ 満足度はまだ80%!

―― ナマケモノのミニバッグのアイデアを思いついたきっかけを教えてください。


 ふとナマケモノが木にぶら下がっている様子が突然思い浮かび、「腕部分を取手にバッグを作ったら面白いんじゃないか」と思いつき作りました。


―― 1作目と2作目は、完成までにそれぞれ何日ほどかかったのでしょうか?


 編み進めながら考えて形を作っていき、それぞれ1日で作りました。頭と本体を繋げて編んでいくのですが、編み目がぐちゃぐちゃにならないように形作っていくのが大変でした。


―― 1作目の反省を活かして改良した点を教えてください。


 1作目は頭と本体を繋げて編む部分があまり綺麗ではなかったこと、取手の部分(腕)がペラペラで頼りない雰囲気だったこと、また体に対して腕のバランスが良くなかったことが納得できない点でした。


 そこで2作目は、それらの点を改善するよう作りました。取手も腕っぽさを出せるように形を変えました。


―― ナマケモノのミニバッグのこだわりポイントを教えてください。


 こだわりは本体を作ってから頭を後付けでつけるのではなく、繋げながら編み進めるので頭の部分も空洞になっている所です。


―― 2作目の満足度は何%くらいでしょうか?


 2作目の満足度は80%くらいです。もしも3作目を作るとしたら、糸の素材を変えてよりナマケモノっぽさを出すこと、取手の部分の見た目の綺麗さにもう少しこだわりたいです。


* * * * *


 完璧だと思われた2作目でも、まだ100%満足していないことに驚き。この飽くなき探求心と向上心が素敵な作品を生み出す源なのかもしれないですね。ナマケモノのミニバッグの3作目はもちろん、編む編むおでこさんが今後どのような作品を生み出していくのかとても楽しみです。



<記事化協力>
でこ@編む編むおでこさん(@odecoknitting)


(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024051102.html

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