バルサ、ソシエダ撃破で“2位返り咲き”に成功! ベンチスタートの久保建英は約20分間プレー

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2024年05月14日 07:32  サッカーキング

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レアル・ソシエダに勝利したバルセロナ [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第35節が13日に行われ、バルセロナとレアル・ソシエダが対戦した。

 ここまで34試合を消化したリーグ戦で22勝7分5敗を記録し、勝ち点「73」の3位につけているバルセロナ。前節にジローナから敗れて順位を落とした同クラブだが、10日にそのジローナが引き分けたことで、今節は勝利すると再び2位に返り咲くチャンスが訪れている。対するレアル・ソシエダは、ヨーロッパリーグ出場圏内である6位ベティスまで1ポイント差の7位。古巣対決となった久保建英は、2試合連続のベンチスタートとなった。

 試合は、直近の数戦で高いパフォーマンスを見せているシェラルド・ベッカーが、立て続けにレアル・ソシエダのチャンスを演出する。19分にミケル・メリーノのスルーパスに抜け出したベッカーが、パウ・クバルシとのコンタクトを制してボックス内に侵襲し、右足でシュートを放つ。このプレーは結果的にファールとなったうえに、GKから防がれたものの、持ち前の推進力を生かしてバルセロナのゴールを脅かす。22分にも、自陣深くでボールを持ったジョン・パチェコが前線に大きなフィードを供給。ロングパス1本で裏に抜け出したベッカーが、GKとの1vs1を制してネットを揺らすが、判定はオフサイドで得点は取り消しとなってしまった。

 一方のバルセロナは、ハフィーニャがポスト直撃のミドルシュートを放った直後である40分に、ラミン・ヤマルがスコアを動かす。ハーフライン付近で縦パスを受けたロベルト・レヴァンドフスキが、華麗なターンから前線へと追い越してきたイルカイ・ギュンドアンにスルーパス。そのまま持ち運んで横パスを選択すると、フリーで待ち受けていたヤマルが冷静に流し込み、ホームのバルセロナが先制に成功した。

 1点リードで後半に突入したバルセロナは、65分に右サイド深くでフリーキックを獲得すると、ショートパスから細かく繋いで、ピッチ中央のハフィーニャへとボールが渡る。ゴールから距離がある位置で振り抜かれたシュートは、鮮やかな曲線を描いて枠を捉えたものの、GKアレックス・レミロのスーパーセーブによって弾かれてしまった。

 対するレアル・ソシエダは、直後の67分に前線からプレスを仕掛け、ブライス・メンデスが敵陣でのインターセプトに成功。細かいタッチでDFを翻弄しながらペナルティエリア内に侵襲し、左足でグランダーのシュートを放つが、ボールはわずかにゴールの右へと外れてしまう。

 追いつきたいレアル・ソシエダは、70分に3枚替えを敢行。指揮官であるイマノル・アルグアシル監督は、久保建英をピッチに投入した。交代直後の73分には、久保が右サイドでのカットインから左足を振り抜く。シュートはGKにキャッチされたものの、さっそくアグレッシブな姿勢を見せつける。

 そんななか、終了間際のアディショナルタイムに相手のハンドからバルセロナがPKを獲得。VARのチェックによる長い中断を経て、ハフィーニャがペナルティスポットに向かうと、左足でゴール右へと決め切り、バルセロナが勝負を決める追加点を奪った。結局、そのまま試合は2−0で終了し、バルセロナが勝利して2位に浮上した。次節は17日に行われ、バルセロナはアウェイでアルメリアと対戦。レアル・ソシエダはホームでバレンシアと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 2−0 レアル・ソシエダ

【得点者】
1−0 40分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
2−0 90+3分 ハフィーニャ(PK/バルセロナ)

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  • ヤマルはバルセロニスタの希望の星。
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