好走のポイントは馬体重にあり! オークスで必須“折り合って溜める”でGI獲りへ

0

2024年05月14日 20:45  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

スウィープフィート(5月8日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が13日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。19日(日)に東京競馬場で行われるオークス(3歳牝・GI・芝2400m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はまず、近年勝ち馬の馬体重が450kg台〜460kg台であることに着目。馬体が小さすぎてはピッチ走法になり2400mはもたず、馬体が大きすぎてはスピード決着に対応できないことから、“ちょうど良い塩梅の馬体”を探すことがポイントだと解説した。

 そのうえで、チューリップ賞を制したスウィープフィート(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)を真っ先にピックアップ。前走の馬体重は464kgで、先の傾向ともマッチする。「3歳牝馬としてはキ甲が抜け、完成度はかなり高め」「スタミナ能力も非凡なものがありそう」と絶賛。成長によって臀部にも力強さが加わり、「容量、質ともに向上し、ラストスパート能力には磨きがかかっているでしょう」とも述べた。

 東京2400mへの舞台替わりも「ストライドが大きく、距離延長、東京コース替わりともに問題ありません」ときっぱり。後方からの競馬を教えながら育ってきた点が何よりの魅力。「身につけた“折り合って脚を溜める”は、オークスでは必須のアビリティです」とまとめた。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定