Awesome City Club・PORIN、有能な若手として生け花を展示 実家は造園業で「お花や植物は大好きだった」

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2024年05月15日 10:36  ORICON NEWS

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有能な若手として生け花を展示したAwesome City Club・PORIN (C)ORICON NewS inc.
 Awesome City ClubのPORINが15日、東京・日本橋三越本店本館7階催物会場で開催された華道家元池坊『いけばなの根源池坊展「華の軌跡」東京花展』開会式に参加した。

【全身ショット】赤い着物を着こなすPORIN

 華道家元四十五世池坊専永氏、次期家元池坊専好氏をはじめ、関東甲信越・静岡地区の華道家が「華の軌跡」をテーマに初夏の花を使った作品約400点を展示。型を持たない「自由花」で、植物が持ついのちの輝きを表現する「ハナノキセキ」コーナーに有能な若手としてPORINが出瓶した。

 カキツバタを中心に、シマフトイ、アリアムリーキ、スチールグラス、ヒペリカム、ゴールデンスラック、ゴールデンスティックが生けられている。作品のタイトルは「幸せは必ず来る」だそう。PORINは「カキツバタの花言葉です。カキツバタの花は絶対に入れたくて。ソロのデビュー曲も『カキツバタ』という楽曲で私にとって大切なお花で生けたかった」と笑顔を見せた。カキツバタを生けることは難易度が高かったという。それでも「トラディショナルなお花なので、私が生けるからにはモダンに生けたいと思って、それを意識しました」と作品について語った。

 生け花歴は約2年。「もともと実家が造園業をやっているので、お花や植物は大好きだった。日本の伝統文化も好きだったので興味を持ちました。2年前に自由な時間を多く取れるようになったので始めたいと思いました。曲作りとかアウトプットが多かった。インプットする機会が少なかったこともあって始めました」と経緯を明かす。今では生け花の魅力にどっぷり。「自分のセンスが鍛えられるなと思います。お花って、その時によって表情が変わるので、その刹那も美しいなと思って癒やされます」とにっこり。「疲れている時は逆にやりたくなります。静かな時間で、お花と1対1になって向き合って生ける時間は現代社会では貴重だなと思います」とした。

 開会式後に池坊専好氏とも会話。「年を重ねても続けてください」と声を掛けられたそうでPORINは「おばあちゃんになっても生けていきたいです。長く続けられるものだと思うので」と決意を新たに。「私のファンの方も来てくれると思う。初めて生け花に触れる方が、どういうふうに感じ取ってもらえるか気になります」と来場を呼びかけていた。

 『いけばなの根源池坊展「華の軌跡」東京花展』は、15日から20日まで同所で。
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