野呂佳代、杉咲花&若葉竜也は「とにかくプロ」優秀な医師役に苦労も吐露【アンメット ある脳外科医の日記】

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2024年05月15日 20:49  モデルプレス

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「アンメット」取材会に出席した野呂佳代(C)カンテレ
【モデルプレス=2024/05/15】杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜よる10時〜)に出演中の女優・野呂佳代が、大阪・カンテレ本社で行われた取材会に出席し、作品の見どころや撮影の裏話などを語った。

【写真】野呂佳代“憧れ”菜々緒の美脚ショット

◆杉咲花主演「アンメット ある脳外科医の日記」

本作は、“記憶障害の脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。野呂は、腕の立つベテランで、医者として再生しようともがくミヤビ(杉咲花)を応援し、何かとミヤビの背中を押す丘陵セントラル病院の麻酔科医・成増貴子(なります・たかこ)を演じる。

◆野呂佳代「アンメット」優秀な麻酔科医役は「大変」

13日に放送された第5話では、記憶障害を抱えたミヤビがはじめて術者を務める手術に参加した成増(野呂佳代)。難手術を前に緊張でガチガチになったミヤビたちを、成増は力の抜けた素のトークでなごませ、その姿が「安心感がすごい」「こんな人と働きたいナンバーワンかも」と視聴者の反響を呼んだ。

そんな頼もしいベテラン麻酔科医・成増の役作りについて聞かれた野呂は「麻酔科医が麻酔をかけた前後で何をメインにやられているのか知らなかったので、撮影前はYouTubeで調べてどういう人が麻酔科医に向いているのか心理面も含めて勉強しました。麻酔科医はどの手術をするか決まっておらず、深入りせずに全部を見守ると知って、いざ(撮影現場の)専門の麻酔科医の先生に聞いてみたら『全然そんなことはない』と言われて(笑)」と話し、笑いを誘った。

続けて実際の麻酔科医の仕事について「最初から最後まで患者さんの麻酔のかかり方や心拍数を音と目で見ながら把握して、調節や記録をしたりと、全部において集中しなければいけないと専門の先生に聞きました。本当に大変で、めちゃくちゃ重要な役割です。また一歩、医療のことを知ることができて、感謝すべき方がいるなと思いました」と敬意を表した。

また、優秀な医師を演じることについては「大変です(笑)!」ときっぱり。「仕事をしている方ならきっとわかると思うのですが、話をしただけで『この人優秀』と分かる時がたまにあります。そういうイメージで、“成増貴子”を画面で見たときにしっかりした佇まいになるか、自分なりに気にしています」と演技の秘訣を語った。

◆野呂佳代、杉咲花&若葉竜也は「とにかくプロ」

また、物語の中心人物を演じる杉咲、若葉竜也との共演エピソードを聞かれた野呂は「お2人が、ただ演じているのではなく、物語の制作過程すべてに関わりながら作品を作り上げていると知って。これまでドラマの現場でいろんな方を見てきましたが、初めて出会う役者さんたちだなと思いました。初日からすごく仲良く、話が弾みながら過ごしていることが多いのですが、とにかくプロだなと」と、2人から刺激を受けていることを明かした。杉咲演じるミヤビをあたたかく見守る役どころだが、座長である杉咲について「若くて演技力が素晴らしく、制作のこともできて、空き時間もみんなに気を遣ってお話をされていて。それはミヤビの演技にもすごく現れているなと思います。私も成増を演じる上で、普段感じていることを役に投影させながら、(ミヤビを)見守っていくスタイルが自然にできています」と賛辞を贈った。

◆野呂佳代、大阪で食べたいもの即答

取材会が行われた15日は、大阪でカンテレのバラエティー番組『やすとも・友近のキメツケ!』の収録に出演した野呂。大阪の印象について「私はお笑いが大好きで、憧れのお笑い芸人さんたちと一緒に仕事ができることをいつも楽しみに思っているのですが、大阪に来ると、“芸人さんたちの町”という感じで、笑いが溢れる感覚があって。街の人もあったかくて、私はすごく好きですね。関西弁もすごい好きなんです。本当は関西弁で話したいぐらい(笑)」とにっこり。大阪で食べたいものを聞かれると「肉吸い」と即答。近々、ハリセンボン 近藤春菜と大阪で遊ぶ予定があることを明かし「フジテレビの食堂で食べて好きになったのですが、本場の肉吸いを食べたことがなくて。(春菜に)提案してみたいなと思います!」と目を輝かせた。

最後にドラマの見どころを聞かれ、野呂は「ドラマの展開がおもしろいのは見ている皆さんが1番ご存知だと思うのですが、 (原作の)漫画もめちゃくちゃおもしろくて。ドラマと漫画でキャラクターの特徴が少し違ったりしながら展開していくので、漫画と一緒に楽しんでいただければ!」と呼びかけた。(modelpress編集部)

◆「アンメット ある脳外科医の日記」第6話あらすじ

過去に脳出血の治療を受けた山本健太郎(鈴之助)が、てんかん発作を起こし運び込まれる。一度発作が起きると今後も繰り返す可能性が高いことから、山本には抗てんかん薬が処方されることに。一方で、抗てんかん薬は一度も発作を起こしたことがない患者への予防投与は推奨されていないが、ミヤビ(杉咲花)は予防投与として、大迫(井浦新)からこの薬を処方されているという。

それを聞いた三瓶(若葉竜也)の脳裏には、ミヤビの記憶障害についてある疑惑が浮かぶ。津幡(吉瀬美智子)に頼まれた星前(千葉雄大)が、大迫の部下の綾野(岡山天音)に事情を聞くなどするが、疑惑は深まるばかり。もし、三瓶の考えが正しければ、大迫はミヤビにある“重大なうそ”をついていたことになる。他ならぬ大迫が自分にうそをつくなどミヤビはにわかには信じられないが、自らの仮説を裏付ける事実を見つけた三瓶は、静かな怒りを燃やしていく。

その頃、抗てんかん薬を服用し始めた山本は、十分な睡眠をとるため夜勤を減らしたいと会社に申し出る。しかし、後遺症への理解が乏しい上層部から特別扱いはできないと言われ、日中の仕事もしばらく休むよう通告される。自らも後遺症を抱えながら働くミヤビは、山本のために“ある大胆な行動”に出る。

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