関西出身の5人組グループ「Aぇ! group」が15日、1stシングル「《A》BEGINNING」で待望のCDデビューを果たした。新会社「STARTO ENTERTAINMENT」に移行してから初のデビューとなったが、ファンの注目は早くも「次にデビューするグループ」に移っているようだ。
Aぇ! groupは昨年秋にデビューする予定だったと報じられていたが、ジャニーズ性加害問題をめぐるゴタゴタの影響で延期に。一時は「しばらくデビューは難しいのでは」ともささやかれたが、旧ジャニーズと資本関係のないSTARTO社に移行したことで一応のケジメをつけ、ついにデビューにこぎ着けた。
いまだ性加害問題の影響が続く中で新たなデビュー組が誕生した意味は大きく、明るい話題を増やすためにも、この流れに乗ってSTARTO社が次のグループのデビューに乗り出す可能性は高そうだ。
Aぇ! groupに並ぶデビュー有力候補とされていたジュニアのグループは、5人組「HiHi Jets」と6人組「美 少年」だった。
しかし昨年、美 少年はメンバーの那須雄登が帝国劇場の楽屋の壁にシュークリームを投げつける過去の動画が拡散されたり、金指一世のベッド写真がSNS上に出回ったりといった不祥事が続発したことで失速。HiHi Jetsは最近大きな問題こそ起こしていないものの、業界内やファンの間で「決め手不足」を指摘されており、現時点でのデビューは難しいという見方がある。
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そんな中、21人組という大所帯のジュニア内ユニット「少年忍者」が今月7日〜8日に単独では初となる横浜アリーナ公演を開催し、2日間3公演で合計4万5000人を動員。デビュー組にも負けない集客力を見せつけ、公演の模様は各テレビ局やスポーツ紙でも大きく取り上げられた。ジュニアを統括する井ノ原快彦の「イチ推し」グループだともいわれ、次期デビュー有力候補に急浮上している。
少年忍者がデビュー有力候補に浮上したのは、KAT-TUNの亀梨和也が彼らをプロデュースするとの噂があったことも影響している。
昨年6月、少年忍者のメンバー・川崎皇輝がラジオ番組で、亀梨について「ジャニーズJr.（現ジュニア）に今後関わるかもしれないっていうお話があって、一度忍者（のメンバー）でお話させていただいたことがあって。最近なんですけど」と語っていたのだ。亀梨がプロデューサー業に進出するという噂は以前からあり、少年忍者とわざわざ面談したとなると「プロデュース第1弾の準備をしているのでは」とも考えられる。
亀梨は事務所内で大きな影響力を持つため、業界内では「もし亀梨が関わるのならデビューは既定路線」との声もあるようだ。さらに、旧ジャニーズ時代から多くのグループを手がけてきた「伝説の振付師」が少年忍者に関わっているとの情報があり、それも次期デビュー有力候補説の信憑性を高めている。
その他にも、メンバーの中村嶺亜がアイドル雑誌「Myojo」（集英社）の読者投票企画「あなたが選ぶジュニア大賞」の「恋人にしたい」部門で連覇を果たすなど熱烈なファンを持つ6人組「7 MEN 侍」や、初の全国ツアー開催中の関西グループ「AmBitious」なども人気を拡大させており、デビュー争いに食い込んでくる可能性がある。
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頭一つ抜けていたAぇ! groupがデビューを果たしたことで、次期デビュー争いは少年忍者をはじめとした新勢力が台頭するなど、混沌とした状況になっていきそうだ。
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