モドリッチ、引退発表のクロースに惜別のメッセージ「とても悲しい」

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2024年05月22日 12:06  サッカーキング

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長年一緒にプレーしてきたクロースとモドリッチ [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、EURO2024をもって現役を引退することを発表したドイツ代表MFトニ・クロースに惜別のメッセージを送った。

 現在34歳のクロースはバイエルンで主力として活躍し、3度のブンデスリーガ優勝や2012−13シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇などを経験。ドイツ代表としても主力として活躍し、FIFAワールドカップブラジル2014で優勝を成し遂げた後、2014年夏にレアル・マドリードの一員となった。

 レアル・マドリードでは公式戦通算463試合出場で28ゴール98アシストを記録。在籍した10年間で獲得したタイトル数は「22」にのぼり、2015−16シーズンから始まったCL3連覇を含む4度の欧州制覇、4度のラ・リーガ優勝、5度のFIFAクラブワールドカップ優勝などに大きく貢献した。

 今季もそのパフォーマンスに衰えは見られず、ここまで公式戦46試合のピッチに立って1ゴール9アシストを記録。2シーズンぶり通算36度目のラ・リーガ制覇に大きく貢献しただけでなく、CLでも2年ぶりの決勝進出に貢献している。

 そんななか、21日に今夏に行われるEURO2024をもってクロースは現役を引退することを発表。これを受け、同選手がレアル・マドリードに加入してからともにプレーしてきたモドリッチは自身の公式インスタグラムを更新し、惜別のメッセージを綴った。

「親愛なるトニへ。僕にとってこの言葉を書くことは難しい。歴史的なサッカー選手が去ってしまうことはサッカー界にとって悲しいことであり、僕にとってもとても悲しいことである。友よ、君はこのスポーツのレジェンドであり、レアル・マドリードのレジェンドだ」

「君とともにプレーできて本当に楽しかった。レアル・マドリードの中盤を共有できたことは本当に光栄だった。君は唯一無二の特別なサッカー選手の素質があり、トニ・クロースはもう2度と現れないだろう。忘れられないヨーロッパの夜、タイトル、ベルナベウの魔法…。僕たちの人生のクラブでの黄金時代を忘れることなど決してない。すべてを達成したけど、まだ一つ残っている。寂しくなるよ、友よ」

 なお、レアル・マドリードは今後、25日にラ・リーガ第38節のベティス戦と6月1日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝のドルトムント戦を控えている。

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