木村拓哉 新アルバムに堂本剛が新曲提供「このような日が…」 明石家さんま、久保田利伸、竹内まりや、吉田拓郎も

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2024年05月28日 04:00  ORICON NEWS

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2年7ヶ月ぶりアルバムを8月14日にリリースする木村拓哉
 俳優で歌手の木村拓哉が2年7ヶ月ぶり3枚目となるオリジナルアルバム『SEE YOU THERE』を8月14日に発売することが決定し、豪華楽曲提供アーティスト8人が発表された。

【写真】堂本剛、明石家さんま、吉田拓郎ら豪華楽曲提供アーティスト

 前作『Next Destination』はコロナ禍真っ只中の2022年1月にリリース。「こんな困難な時だからこそ、みんなで次の目的地を探そう」との意味が込められ、ライブでの声出しができない中でも楽しんでもらえるように模索しながらの活動となった。

 今作のタイトルは「あの場所で会おう」を意味する『SEE YOU THERE』。「ファンと共に」をメインコンセプトに制作された。「どんな逆境が待っていても常にブレることなく、ファンのことを第一に考え、そしてライブ会場には必ず自分がいて、ファンに出来る限りのパフォーマンスを提供する」という熱いメッセージが込められている。

 収録曲と楽曲提供アーティストも一挙発表された。AI、明石家さんま、Uru、久保田利伸、竹内まりや、堂本剛、柳沢亮太(SUPER BEAVER)、吉田拓郎の豪華8人が手がけた全11曲が収録される。

 堂本剛はダンスナンバー「Crazy in love」を提供。「この度は大先輩である木村拓哉さんからオファーをいただきました。僕の人生のなかにこのような日が訪れるとは夢にも思っておりませんでした」と驚きつつも「お兄さんの色気が音と音の隙間にまで漂うダンスナンバーを是非ご堪能ください」と呼びかける。

 1月放送のフジテレビ『さんタク』でのテレビ初パフォーマンスが印象的だった「メニュー」は、前作「Born ready」とはまた違った角度で明石家さんまが作詞を手がけた。さんまは「男性の目線で書いたつもりだったんですが、完成してみたら女性の心も入っていると木村に言われてしまいました」と裏話も。「これで作詞は最後にさせてください!」と言いつつも「…次はフォークソングを書かせてください(笑)」とさらなる意欲(?)も見せる。

 2023年4月に放送された木村主演のフジテレビ系ドラマ『風間公親-教場0-』主題歌、Uru「心得」を木村がカバーすることに。新たに木村のフィルターを通してリアレンジされている。Uruは「木村さんが『心得』を歌ってくださると聞いた時にはものすごく驚きましたし、この楽曲を大切にしてくださっていることに心から感謝しています」とコメントしている。

 久保田利伸からは「No Night, No Starlight」「’Cause I love you」の2曲の楽曲提供を受けた。1996年の主演ドラマ『ロングバケーション』で主題歌の提供を受けてから、2人は長きに渡って親交を続けてきたが、木村のソロアルバムへの楽曲提供は初となる。アルバム企画立ち上げ当初は1曲の予定だったが、本人の強い要望で最終的に2曲を収録することに。久保田は「両曲ともSo Beautifulな出来!人生観まで声に乗せてくれた。天晴れ、Bro!」と称賛した。

 竹内まりやは「50代の拓哉君だからこそ少年のような胸キュンラブソングを歌ってみてほしい」と、ピュアなラブソング「“10月の恋人たち(Lovers in October)”」を提供。デモテープの段階ではアメリカン60’s的なミディアム曲だったが、ロックテイストで表現してみたいという木村のアイデアから元Superflyの多保孝一にアレンジを依頼。ピュアさを秘めたミディアムロックナンバーとなった。

 吉田拓郎には、2022年フジテレビ『LOVE LOVE愛してる 吉田拓郎卒業SP』での共演や、2023年1月放送のフジテレビ『さんタク』で吉田の名曲「落陽」を歌唱するなどの縁から、木村自ら楽曲提供を依頼した。吉田のツアーメンバーで多くの楽曲制作にも携わっているギタリスト鳥山雄司によるアレンジにより、吉田拓郎の世界観を木村が表現した楽曲に仕上がった。

 そして、アルバム最後を飾るAI提供曲「Stay Safe」のミュージックビデオ(MV)が解禁となった。AIによれば、コロナ禍よりここ数年、木村がずっと言い続けてきた「Stay Safe」という印象的なフレーズを、AIなりの解釈で歌詞を紡いだ。AIはコーラスにも参加した。2月に関東近郊で撮影されたMVは、何もない砂浜で、ファンにとっての道標になるかのように1人熱唱しているシーンが印象的な映像となっている。

 今作の早期予約特典として、初回限定盤A・Bを同時購入すると「オリジナル卓上カレンダー2025」がプレゼントされる。今作のために完全撮り下ろしで製作された。収録曲および楽曲提供アーティストのコメントは以下のとおり。

■アルバム『SEE YOU THERE』収録曲

01 「No Night, No Starlight」
作詞:前田甘露 作曲:久保田利伸 編曲:柿崎洋一郎
02 「“10月の恋人たち(Lovers in October)”」
作詞・作曲:竹内まりや 編曲:多保孝一
03 「ここにいる」
作詞・作曲:柳沢亮太(SUPER BEAVER) 編曲:柳沢亮太、河野圭
04 「Head Shot」
作詞 : MiNE 作曲・編曲: Albin Nordqvist
05 「’Cause I love you」
作詞:佐藤舞花 作曲:久保田利伸 編曲:柿崎洋一郎
06 「メニュー」
作詞:明石家さんま/Tiger  作曲・編曲:井出泰彰
07 「君の空気に触れた瞬間(とき)」
作詞・作曲:吉田拓郎 編曲:鳥山雄司
08 「Crazy in love」
作詞・作曲:堂本剛 編曲:堂本剛/Gakushi
09 「心得」
作詞・作曲:Uru 編曲:清水俊也
10「Cherry Bomb」
作詞:Komei Kobayashi 作曲:Rasmus Viberg / Stefan Ekstedt / Samuel Waermo
編曲 : Stefan Ekstedt / Samuel Waermo
11「Stay Safe」
作詞:AI 作曲・編曲:AI / UTA

■木村拓哉コメント
2022年のアルバムリリース、コンサートツアー後、すぐに次の作品を届けたいと思って、作業をさせていただいたものがようやく形となりました。今回もたくさんのアーティストの皆様のお力を借りてアルバムを完成させることができました。本当に感謝しています。さんまさんとは前回のロケの時の話を受けて有言実行していただきました(笑)。

今回楽曲提供して頂いた方々のフィルターを通すと自分はどのように写っているのか?それを受け取った時に自分はどのように表現するべきか、自問自答しながら表現してみました。ぜひ全ての曲を皆さんに早く届けたいと思っています。今回まず第一に思ったことは自分を支えてくれている人と何か一緒にできないかということでした。今作はそんな気持ちを持ちながら皆さんと共にアルバムを形作っていきたいと考えています!ぜひ、共に進んでいきましょう!

■楽曲提供アーティストコメント
▼AI
木村さんってどんな気持ちなんだろう、、というところから色んな映像を見たり言葉や振る舞い、声をよーく聴いてみたり、きっと色んな事を乗り越えてきたんだろうな、、と勝手にですが、彼の立場になって今1番伝えたい事はなんなんだろう、、、こういう気持ちでいるんじゃないかなーーー、、、、って考えて作ったらこうなりました。

トラックはUTAくんなのでもう最高しか作らないし、作りながら木村さんが歌った時に彼の周りの全ての人達が何かを感じてくれたらいいよねーって言いながらでした。

そしてついに木村さんの声が入ったの聴いた時はもう、、感動でした。。

とにかく是非聴いてみてください

▼明石家さんま
前回のさんタクで奄美大島のロケに行った時に、「次のアルバムではバラードを書く」と言ったのを木村が覚えていて、もう一度作詞に挑戦することになりました。考えた末に今回は「メニュー」というタイトルの曲を書いてみることにしました。「ドキドキさせるデートメニュー」を懸命に用意したのにも関わらず、木村が振られてしまうという曲にしようと思って作詞しました。二人の関係がうまく行くいっていた時(1番のサビ)のデートメニューには必ず単語の頭文字が「H」になっていて、振られた後のデートメニューの提案(2番のサビ)は「H」が付かない、そんな大人の恋愛ソングにしたかったです。男性の目線で書いたつもりだったんですが、完成してみたら女性の心も入っていると木村に言われてしまいました。

これで作詞は最後にさせてください!

・・・次はフォークソングを書かせてください(笑)

▼Uru
ドラマ『風間公親−教場0−』の主題歌を担当させていただけたことがとても光栄で嬉しかったのですが、木村さんが「心得」を歌ってくださると聞いた時にはものすごく驚きましたし、この楽曲を大切にしてくださっていることに心から感謝しています。
原曲とはまた違った新鮮なアレンジと、木村さんの凜とした歌声に「風間」を感じながら聴かせていただきました。
「心得」の新しい顔を見ることができました。本当にありがとうございました。

▼久保田利伸
何だってできる、どの種のGrooveも見事にものにしてしまう木村くん!
最先端のTrapだってAflo BeatsだってCoolに乗りこなしてしまうだろう。
でも唯一無二の木村くんの個性はそれで片付かない。時代を超越した堂々感と飄々感!
そんな視点で2曲作らせてもらった。Old School遊びのFunkと、EvergreenなBlues。
両曲ともSo Beautifulな出来!人生観まで声に乗せてくれた。天晴れ、Bro!

▼竹内まりや
この度は光栄にも作曲のご依頼をいただきありがとうございました。曲を作るにあたって真っ先に考えたのは、「50代の拓哉君だからこそ少年のような胸キュンラブソングを歌ってみてほしい」ということでした。多保孝一さんの編曲によるギターサウンド全開のゴキゲンなトラックが完成し、さらに拓哉君の伸びやかな歌声が乗って、みごとにその願いは叶えられました。ライブでこのロッカバラードが聴ける日を心から楽しみにしています!

▼堂本剛
25年以上も続くこの音楽人生のなかで、シンガーソングライターとしての活動も20年以上の時が経ちました。
その後半には楽曲をご提供させていただく機会も多くなり、日本を代表する偉大なミュージシャンの方々へと数々の楽曲をご提供させていただきました。そしてこの度は大先輩である木村拓哉さんからオファーをいただきました。僕の人生のなかにこのような日が訪れるとは夢にも思っておりませんでした。
お兄さんの色気が音と音の隙間にまで漂うダンスナンバーを是非ご堪能ください。

▼柳沢亮太(SUPER BEAVER)
ご縁あって「ここにいる」という楽曲を提供させて頂きました。
子どもの頃から一方的に観続けてきた木村拓哉というその「人」を、自分なりに想って想って書いた楽曲です。
デモ音源を聴いて下さった後に伝えられた木村さんの想いを伺って、この楽曲の矢印が完全にあなたへと向き切ったことを実感しました。
曲に込めた本意であり、とてもとても嬉しい瞬間でした。真っ直ぐ届きますように。

▼吉田拓郎
「テレビの番組で何回か笑いあった
その中で彼の「心臓」を見た事があった
それは僕が「肺」でいつも感じていた夢と合致した
世の中はある種のイメ−ジで彼をとらえている
それは「胃」がもたれるような勝手な想像だ

曲の依頼があった夜
僕は彼の「呼吸器」に飛び込む決心をした
酸素と水分と多少のサプリを持って

彼はそれ等を吸収しながらも
結果的にオリジナルな「消化器」を駆使して
彼が信じる「血液」へと導いた

だから今ここにキッチリと彼がいる
彼は彼自身を誰より知っている
彼だけが知っている道を前へと進む
そして彼への憧れの「脳波」を生みだす

僕は愛用の胃薬を今日から飲まない
またいつか彼に会える日を想い描いている」


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  • ドラマにしろ、音楽にしろ、周りを固める事でしか、、、
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