カブス、継投ノーヒッター逃すも連敗ストップ 鈴木誠也は5試合連続安打で延長戦勝利に貢献

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2024年05月29日 12:54  ベースボールキング

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5試合連続安打をマークした鈴木誠也
● ブリュワーズ 3−6 カブス ○
<現地時間5月28日 アメリカンファミリー・フィールド>

 シカゴ・カブスが延長戦を制し、ナショナル・リーグ西地区2位をキープ。ルーキーのベン・ブラウン投手(24)が7回ノーヒットに抑えるも、勝敗付かず。鈴木誠也外野手(29)は「2番・指名打者」でフル出場し、5試合連続安打をマークした。

 カブスは3回表、マイケル・ブッシュがチーム初安打となる8号ソロを放って先制に成功。今季6度目の先発登板となったブラウンは4回裏までパーフェクト投球を披露。5回裏には2つの四球を与え二死一、二塁のピンチを招いたが、8番チョウリオを遊ゴロに仕留め、無失点とした。

 6回裏は、三塁手クリストファー・モレルの好守備と2奪三振で三者凡退。7回裏には、一死から2番アダメズに中堅フェンス越えの大飛球を放たれるも、中堅手コディ・ベリンジャーがホームランキャッチ。野手の援護を受け、7回無安打、10奪三振、無失点でブルペンにバトンを託した。

 8回裏からヘイデン・ウェスネスキが登板。一死から7番フレリックに中前安打を浴び、ノーヒットノーランは消滅したが、前日の試合で同じく8回裏に失点したマーク・ライターJr.と2人で1回無失点に抑え、リードを死守。しかし9回裏、守護神エクトル・ネリスが二死まで追い込んでから四球と二塁打を許し、痛恨の救援失敗。試合は延長タイブレークへ突入した。

 カブスは10回表、先頭打者のマイク・トークマンが投手強襲の適時打を放ち、勝ち越しに成功。さらに鈴木が右前安打で繋ぐと、イアン・ハップの2点適時二塁打などこの回一挙5得点。最終回は2点を返されながらもルーク・リトル、タイソン・ミラーの2人で逃げ切り、連敗を5でストップ。地区首位ブリュワーズとの4連戦を1勝1敗で折り返し、日本時間30日の次戦には今永昇太が先発登板する。

 この試合の鈴木は5打数1安打、3三振という内容。連続試合安打を5試合に更新したが、今季成績は打率.248、OPS.697へ低下した。

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