井浦新演じる主人公の変化捉える『東京カウボーイ』新場面写真

0

2024年05月29日 13:01  cinemacafe.net

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

cinemacafe.net

『東京カウボーイ』
井浦新主演『東京カウボーイ』より新たな場面写真が公開され、歌手の麻衣が歌う本作主題歌のMVが解禁された。

『男はつらいよ』の現場経験もあるマーク・マリオットが監督を務める本作は、効率至上主義のビジネスマンが、アメリカ・モンタナの大自然に触れ、かけがえのない、人生を変える出会いを経験し、人生を見つめ直す物語。

この度解禁となった場面写真は、井浦新演じる主人公ヒデキが牧場再建のためにアメリカ・モンタナ州に出張し、和牛の専門家・ワダ(國村隼)と佇む様子や、東京と同じようにスーツ姿で牧場主と接し、途方に暮れる姿などが切り取られている。

郷に入れば郷に従えと、嫌々ながらもカウボーイ姿に着替えたヒデキは、モンタナの大自然のなかで牧場仲間たちや動物たちと接するうちに心を開いていく。馬に乗り、投げ縄の練習をし、牧場仲間たちと昼間の休憩でビールを酌み交わす様子も見て取れる。カウボーイの文化に触れ、次第に変化していく主人公ヒデキの表情にも注目したい。

また主題歌を作曲家・久石譲の娘で歌手の麻衣が務めることが分かった。作曲は、本作の音楽も手掛けているチャド・キャノン。アメリカだけでなく日本でも活躍中の作曲家で、近年はオバマ夫妻製作のNetflixドキュメンタリー『アメリカン・ファクトリー』や、ソニー・プレイステーション「Ghost of Tsushima:ディレクターズ・カット」の音楽などを担当している。

作詞は、マーク・マリオット監督と相談の上、本作の主人公ヒデキの恋人役として出演、脚本も担当している藤谷文子に依頼。歌詞は、主人公ヒデキの視点を感じられるように日本語で作成し、モンタナの風景と恋人への想いがモチーフになっている。

麻衣は、4歳で「風の谷のナウシカ」のナウシカ幼少時の回想シーンで流れる印象的なメロディ「ナウシカ・レクイエム」を歌ったほか、ミュージシャンとして活動している。近年は、映画音楽やCM曲で活躍中。チャド・キャノンとは、以前にドキュメンタリー映画『Paper Lanterns(灯篭流し)』(2016)主題歌などを経て、本作で3度目のコラボレーションとなる。

主題歌のMVは、マーク・マリオット監督が撮影した本編に登場するモンタナの壮麗な風景に、歌詞を字幕でのせ、麻衣の華麗な歌唱が堪能できる映像となっている。また、主題歌とオリジナル・サウンドトラックは、Apple MusicやAmazon Musicで配信中だ。

『東京カウボーイ』は6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。






(シネマカフェ編集部)
    ニュース設定