『MUSIC FAIR』60周年小林幸子×なにわ男子が「千本桜」　32年ぶり出演松本孝弘は倉木麻衣と共演

　フジテレビ系音楽番組『SHIONOGI MUSIC FAIR』（毎週土曜　後6：00）6月8日放送回の出演アーティスト4組が30日、発表された。6月5日に芸能生活60周年を迎える小林幸子と、32年ぶり出演となるB’zの松本孝弘をフィーチャーする。

【場面写真】32年ぶり『Mフェア』出演の松本孝弘は倉木麻衣と共演

　今なお新しい挑戦を続ける歌謡界のレジェンド・小林幸子が最初に歌うのは、ボーカロイド・初音ミクの人気曲「千本桜」。小林自身も『NHK紅白歌合戦』などでカバーし大きな話題となった同曲を、今回はなにわ男子との異色コラボで届ける。

　小林はさらに、大ヒット曲「おもいで酒」（1979年）も歌唱。デビュー15年目の節目に出会い、「人生を変えた歌」として大切にしているという同曲を歌い上げる。

　なにわ男子は、3rdアルバム『＋Alpha』（6月12日発売）のリード曲「Alpha」もパフォーマンスする。

　B’zのギタリストでソロでも世界的に活躍する松本孝弘は、1992年にB’zとして出演以来、32年ぶりに『MUSIC FAIR』に登場する。

　今夏リリースされる邦楽カバーアルバム『THE HIT PARADE II』から「ブルーライトヨコハマ」を演奏。ボーカルは倉木麻衣を指名した。松本が８歳の時に初めて聴いたというこの曲をカバーするにあたり、「まず倉木さんが浮かびましたね」と明かし、「昭和歌謡に人生変えられたみたいなもの」と言うほど大きな影響を受けた、1968年のヒット曲を尊敬と感謝を込めてカバーする。

　さらに、「俺たちの勲章テーマ」（1975年）もカバー。同曲は吉田拓郎の「あゝ青春」をトランザムがインストゥルメンタルでカバーしたもの。当時まだギターを始めていなかったという松本は、この曲のギターの音色とニュアンスの虜（とりこ）になったという。松本がギターに目覚めるきっかけになったとも言える名曲に熱いリスペクトを込め、渾身の演奏を繰り広げる。