共演NG圧力を旧ジャニが解除か、有村架純や吉田羊がかけられていた不自然キャスティング

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2024年05月30日 13:10  週刊女性PRIME

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有村架純の感動的な挨拶で一本締めした『中学聖日記』の一次会

 女優・有村架純(31)が7月期の月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)にて、主演のSnow Man・目黒蓮(27)の恋人役を演じることが発表された。

 この発表に、旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)を取り巻く状況の変化を察知した人も少なくなかっただろう。

 なぜなら有村は昨年12月、有村主演のドラマ『姉ちゃんの恋人』(2020年/フジテレビ系)で共演していたKing & Prince・高橋海人(25)と、3年越しの半同棲交際が『NEWSポストセブン』によってスクープされていたからだ。しかも、両者の事務所は「仲よくさせていただいている」といったコメントを出して交際を否定せず、暗に認めた形となっていたのである。

《この方は旧ジャニタレが好きなイメージ》

 そのため有村と目黒が月9ドラマで共演することを報じたネットニュースのコメント欄には、次のような意見も少なくなかった。

《有村さんの演技は正直一本調子というか、いつも同じに感じる。そこにきて、熱愛のお相手の顔がチラつくから今は恋愛ものには出ない方がいいのでは?》

《この方は旧ジャニタレが好きなイメージです》

《岡本くんとも交際してましたよね?今はキンプリ高橋海人……旧ジャニーズ御用達女優さんなんですね。 これと言った代表作が思い当たらないですけど……》

 ちなみにコメントにあった「岡本くん」とは、元Hey! Say! JUMPメンバーの岡本圭人(31)のこと。2013年、当時Hey! Say! JUMPメンバーでジャニーズ所属だった岡本と有村のラブラブツーショット写真が『FRYDAY』にスクープされ、有村が自身のブログで謝罪コメントを出すという騒動に発展していた過去があるのだ。

 このように有村は過去に2回も旧ジャニタレとのスキャンダルが飛び出しているのだが、ここで思い出されるのが、熱愛報道が出た女優は何年も旧ジャニから“共演NG”の圧力がかけられるという噂があったこと

 実際にこれまで熱愛報道が出ていた女優が、その後何年間も旧ジャニタレと共演していないという現象はたびたび起こっていた。

 有名なところだと、2016年にHey! Say! JUMP・中島裕翔(30)との七連泊愛が『NEWSポストセブン』に報じられた吉田羊(年齢非公表)。報道以降、長らく旧ジャニタレと共演しない期間が続いていたのだが、昨年の『ラストマンー全盲の捜査官ー』(TBS系)でKing & Prince・永瀬廉(25)と共演を果たし、ようやく“共演NG”が解除されたと話題になったものである。

広瀬アリスもなにわ男子・道枝駿佑と共演

 ただ、SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)の大倉忠義(39)と熱愛が報じられていた広瀬アリス(29)も、交際報道後に主演作『恋なんて、本気でやってどうするの?』(2022年/フジテレビ系)でSixTONES・松村北斗(28)と共演し、続く主演作『マイ・セカンド・アオハル』(2023年/TBS系)でもなにわ男子・道枝駿佑(21)と共演。

 松村との共演は熱愛発覚前から決まっていたのかもしれないが、道枝がキャスティングされたのは確実に報道後のため、旧ジャニタレからの“共演NG”圧力は発動されていなかったということだ。

 この広瀬の例や有村の例を見ると、そもそも“共演NG”圧力があるというのは都市伝説にすぎなかったとも考えられる。しかし吉田のように、不自然に何年も何年も旧ジャニタレと共演できなかった例もあるので、“共演NG”にされるというのが根も葉もない噂だったとも考えにくい。

 となると、かつては“共演NG”圧力がかけられていた事例があり、ケースバイケースで発動していたのだが、故・ジャニー喜多川氏の性加害事件によって旧ジャニの“力”が急激に弱体化したため、上から目線の“共演NG”を突き付けられなくなった――と考えるのが妥当かもしれない。

 実は有村と目黒は2022年の映画『月の満ち欠け』でも恋に落ちる二人を演じており、7月スタートの『海のはじまり』は二度目の共演となる。

 先ほどの考察どおり、実質的に旧ジャニからの“共演NG”圧力がなくなっているのであれば、純粋に役者の実力や相性でキャスティングされているとも考えられ、ドラマ業界が正常な状態になったと言えるだろう

 とはいえ、『月の満ち欠け』公開時は有村&高橋の熱愛報道前だったので、今回の『海のはじまり』での目黒との再共演は、King & PrinceファンにとってもSnow Manファンにとっても、モヤモヤしてしまう複雑な心境になるのではないだろうか。

堺屋大地●コラムニスト、ライター、カウンセラー。 現在は『文春オンライン』、『CREA WEB』(文藝春秋)、『smartFLASH』(光文社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『日刊SPA!』などにコラムを寄稿。これまで『女子SPA!』(扶桑社)、『スゴ得』(docomo)、『IN LIFE』(楽天)などで恋愛コラムを連載。LINE公式サービス『トークCARE』では、恋愛カウンセラーとして年間1000件以上の相談を受けている(2018年6月度/カウンセラー1位)。公式Twitter:

https://twitter.com/sakaiyadaichi

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