七つの酒蔵で体験イベント＝大分県〔地域〕

　大分県豊肥振興局は６月から、竹田、豊後大野両市にある七つの酒蔵と共同で、醸造所の見学や利き酒などを体験できるイベントを約１カ月半開催する。県がそれぞれの酒蔵の取り組みをつなぐことで地域全体のブランド作りを図る狙い。

　イベントを実施する七つの酒蔵では、焼酎、日本酒、ビール、ワインなど、さまざまな種類の酒を造っている。それぞれの酒蔵の特徴を生かすだけでなく、自家用車での移動を考慮して酒を飲まなくても楽しめるプログラムも作成した。

　佐藤樹一郎知事は３０日、酒蔵関係者らの表敬を受け、竹田市の「萱島酒類」が実施する購入者らの画像を使ったオリジナルラベル貼りを体験。その後、焼酎を試飲した佐藤知事は、「おいしい。くせがなく素晴らしい」と褒め、「地域の魅力発信につながる」と話した。