三宅裕司、“喜劇界のレジェンド”伊東四朗との舞台に気炎 初共演時の“衝撃”を胸に「あのときの気持ちを思い出してツッコむ」

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2024年05月31日 15:01  ORICON NEWS

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伊東四朗との舞台に気炎を上げた三宅裕司 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の三宅裕司が座長を務める「熱海五郎一座」が31日、東京・新橋演舞場で、『新橋演舞場シリーズ第10回記念公演 東京喜劇 熱海五郎一座「スマイル フォーエバー 〜ちょいワル淑女と愛の魔法〜」』の初日前フォトコールと取材会を開催。座長の三宅をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博、深沢邦之、ゲスト出演の伊東四朗、松下由樹が参加した。

【集合ショット】舞台セット上でいい笑顔!衣装に身を包んだ伊東四朗ら

 東京の“軽演劇”を上演するため2004年に旗揚げした「伊東四朗一座」、そして同一座座長の伊東が不在の際にも上演を続けるため2006年に三宅裕司を座長として旗揚げした「熱海五郎一座」。今年は「伊東四朗一座」の旗揚げから20年、2014年から恒例となった「熱海五郎一座」新橋演舞場シリーズの10回目という節目の年となる。

 伊東は本作で「熱海五郎一座」初出演となる。三宅は「僕らは伊東さんと芝居がしたくて『伊東四朗一座』に集まったわけですから、全員が尊敬していて、全員が恩返しをしたいという気持ちを持っている」と共演への思いを語る。

 結果、三宅は演出面から「いかに伊東さんに出ていただくか。ご足労なく舞台上にいていただくか」という点にこだわり、出演者が「本当にずっと出ていますよね」と労うほど。伊東自身も「こんなに出番が多い舞台は初めて」とこぼしていた。

 共演シーンについて、三宅は「伊東さんがボケて僕がツッコむ場面があって。ただ、伊東さんはずっと出ずっぱりなので、後半になると疲れてきて、本当にボケ〜っと立っている瞬間があったんですよ(笑)。それがあまりにおかしくて…」とけいこ中を振り返った。

 そして「それでもしっかりとツッコまなければいけない」と気を引き締め、「初めて伊東さんと共演したときにも、僕が伊東さんの頭を殴ってツッコむシーンがあったんですけど、そのときに『それじゃ弱い』と言われて、『こうやるんだ』と思いっきり殴られた」と回顧しつつ「あのときの気持ちを思い出してツッコみます」と言い、伊東の表情を強ばらせていた。

 今年の演目は魔法学校を舞台とし、おなじみの一座メンバーに加え、ゲストとして伊東と松下を迎える。白昼堂々起きた銀行強盗に居合わせてしまったパーティー好きの都知事(松下)とその娘、とある秘密を持つ孤独な老人(伊東)、事件を捜査する敏腕刑事(東と深沢が交互出演)、定年後に再雇用された刑事(石井)らがドタバタ喜劇を繰り広げる。公演は、6月2日から27日まで。
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