インディ500ウイナー×アステモレッド。チーム・ペンスキーがニューガーデン車の新リバリーを公開

　5月31日、2024年NTTインディカー・シリーズに参戦しているチーム・ペンスキーは、ジョセフ・ニューガーデンがドライブしている2号車に施された新たなカラーリングを公式SNSにて公開した。

　今回新たに日の目を見たリバリーは、以前よりニューガーデンとスポンサーシップ契約を結んできた日立Astemoのカラーで、日本ではスーパーGT GT500クラスでAstemo REAL RACINGが走らせている17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTに施されているものと近いレッド基調のデザインとなった。

　その“アステモレッド”を纏う2号車を駆るのは、5月26日に開催された世界3大レースの一つであるインディアナポリス500マイルレース（インディ500）を2年連続で制したニューガーデンだ。

　2001-2年のエリオ・カストロネベス以来となる2連覇を達成して歴史に名を刻んだ彼は、2012年よりシリーズに参戦を開始し、2017年に自身初のシリーズチャンピオンを獲得。2018年からは日立契約ドライバーとして戦い、2019年には2度目の王座に輝いた実力者だ。

　そんなニューガーデンの駆る2号車は6月1日から2日にかけて、アメリカ・ミシガン州にあるデトロイトで開催される第6戦『シボレー・デトロイト・グランプリ』に出走する。ニューガーデンにとっても、優勝1回に2位表彰台が2回と好成績を残してきた大会だ。

　チーム・ペンスキーのマシンはシボレーエンジンを搭載しているため、ゼネラルモータースの本社があるデトロイトで開催される第6戦は、活躍に大いに期待がかかる一戦となる。地元ファンの応援を一身に受ける真紅の2号車の走りに注目だ。