タモリ、わんこそば100杯にチャレンジ 外国人が岩手・盛岡に熱視線送る理由を現地調査

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2024年06月01日 05:30  ORICON NEWS

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1日放送『タモリステーション』より(C)テレビ朝日
 6月1日放送のテレビ朝日系『タモリステーション』(後8:54)では、3月、4月と月間の訪日外国人数が300万人を超え、空前の盛り上がりを見せている“インバウンド”をテーマに送る。

【番組カット】わんこそば100杯にチャレンジするタモリ

 スタジオゲストには、航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の鳥海高太朗氏、インバウンドでのマーケティング論を専門とする桃山学院大学副学長の辻本法子氏、そして父親がアメリカ人で自身も留学経験を持つ俳優の宮澤エマを迎え、“なぜ今、多くの外国人旅行客が日本を訪れているのか”、“今、外国人旅行客は日本に何を求めているのか”を徹底検証していく。

 今、インバウンドの影響を顕著に受けているのが、夜の新宿。ゴールデン街はかつて昭和のサラリーマンの憩いの場でしたが、現在は訪日外国人たちが詰めかけており、その様相は大きく様変わりしている。番組ではゴールデン街のにぎわいを取材するとともに、外国人向けに開催されているスナック体験ツアーに密着。そして、新宿ゴールデン街のスナックをスタジオに完全再現する。

 タモリは、スタジオに出現した昭和感満載のスナックのセットに「本当に細部までよく再現していますね。あの湯沸かし器も懐かしい」とうなり、取材VTRにも「(かつてのゴールデン街と)雰囲気がまったく違う。想像を超えていた」と驚きを隠せない様子だった。

 収録後を終えたタモリは「私は“ゴールデン街育ちの芸人”のようにいわれますが、実はあまりゴールデン街には行かなかったんですよ。我々の時代、ゴールデン街は“議論をふっかけてはケンカをするのが大人の飲み方”という熱い場所だったんですよね。いちど赤塚不二夫さんと行って“コイツ、面白いヤツなんだよ!”と紹介されたので牧師のものまねを披露したら、怒鳴られたことがありました(笑)。今のように和気あいあいといった世界ではなかったのでこんなディープなところに旅行客がたくさん訪れているなんて本当に信じられないですね」と、自身の思い出を明かしながら新宿ゴールデン街の激変ぶりについて驚きを語った。

 また、タモリは昨年、アメリカ・ニューヨークタイムズ紙の特集記事“2023年に訪れるべき世界の52カ所”に取り上げられた、岩手県盛岡市へ。ニューヨークタイムズに盛岡の紹介記事を寄稿したライターのクレイグ・モド氏、森山みなみアナウンサーとともに“外国人観光客は盛岡のここに感動した!ベスト10”をめぐる。出会った外国人になぜ旅先に盛岡を選んだのか、直撃取材した。途中、外国人観光客にも人気の老舗わんこそば店に立ち寄る。100杯以上食べると証明手形を授与されるというご褒美もあり、外国人たちは競技性を楽しみながら、郷土料理に舌鼓を打っているという。そこで、彼らが夢中になるゲーム性を体感すべく、タモリたち一行も100杯に挑戦することに。

 このほか、外国人も多く訪れる“神子田(みこだ)朝市”で“ひっつみ汁”“じゃじゃ麺”など盛岡のソウルフードを食べ歩いたり、レトロモダンな喫茶店でジャズ談議に花を咲かせたりと、タモリは盛岡の魅力を体感。旅のクライマックス、外国人観光客が感動したランキングの第1位に選ばれたスポットを訪れたタモリは「これは納得できるランキングですね」と太鼓判を押すが、いったい外国人は盛岡のどんなところに最も感動したのか。

 番組ではほかに、“日本の桜”にかける外国人旅行客の情熱の高まりや、インバウンドの歴史もクローズアップ。日本の《観光底力》を浮き彫りにしていく。
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