D’station Vantageがチーム初ポール。ダンロップの1-2に最重量muta GR86が続く【第3戦GT300予選レポート】

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2024年06月01日 19:20  AUTOSPORT web

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2024スーパーGT第3戦鈴鹿 GT300クラスのポールポジションを喜ぶ田中哲也監督/チャーリー・ファグ/星野敏チームオーナー/藤井誠暢/佐々木主浩総監督(D’station Vantage GT3)
 6月1日、三重県の鈴鹿サーキットで2024スーパーGT第3戦『SUZUKA GT 3Hours RACE』の公式予選が行われ、GT300クラスは藤井誠暢/チャーリー・ファグ組の777号車D’station Vantage GT3が、D’station RacingにとってスーパーGT初めてのポールポジションを獲得した。

 AドライバーとBドライバーがそれぞれ記録したタイム合戦方式の予選となってから3戦目の鈴鹿。早朝から晴天に恵まれた予選日は、午後15時の公式予選開始時に気温は26度、路面温度は45度まで上昇するなか、13台が出走するGT300クラスB組から予選がスタートした。

 10分間のセッションで速さをみせたのは、777号車D’station Vantage GT3を駆る藤井誠暢となり、ただひとり57秒台の1分57秒894のトップタイムを記録。2番手には午前中の公式練習をトップ終えたSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人が1分58秒650、3番手には1分58秒925でapr LC500h GTの小高一斗がつけた。

 以下、ANEST IWATA Racing RC F GT3、PACIFIC ぶいすぽっ NAC AMG、K-tunes RC F GT3、PONOS FERRARI 296、グッドスマイル 初音ミク AMGまでがQ2“アッパー16”に進出。

 apr GR86 GT、HELM MOTORSPORTS GT-R、アールキューズ AMG GT3、リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R、そして130Rで小暮卓史がまさかのスピンを喫してしまったJLOC Lamborghini GT3がQ2“ロワー17”に進むことになった。

 続くGT300Q1A組は15時18分にスタート。14台が出走したA組では、平中克幸のシェイドレーシング GR86 GTが1分58秒408のトップタイムをマークした。2番手にはUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIの片山義章が0.016秒差の1分58秒424で続き、最大サクセスウエイトを積むmuta Racing GR86 GTは平良響が1分58秒501で3番手に。

 Q2“アッパー16”進出は上位3台に加え、Studie BMW M4、GAINER TANAX Z、マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号、Green Brave GR Supra GT、METALIVE S Lamborghini GT3の8台。

 UPGARAGE NSX GT3、Syntium LMcorsa GR Supra GT、LEON PYRAMID AMG、HOPPY Schatz GR Supra GT、脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R、RUNUP RIVAUX GT-Rの6台はQ2“ロワー17”に進んでいる。

 GT500のQ1をはさみ、GT300のQ2は15時53分からロワー組のグループ2がスタート。このセッションには11台が出走予定だったが、Q1のスピンでタイヤを痛めてしまったJLOC Lamborghini GT3はピットガレージに留まったことから、10台が走行。そのなかでLEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥が1分59秒187の最速タイムをマークした。

 16時11分にはポールポジションを決めるGT300Q2“アッパー16”が開始。シグナルがグリーンになると順々に15台がコースに出ていくが、muta Racing GR86 GTは3分ほど待機して最後にコースインしていく。

 決勝上位グリッドが決まる“アッパー16”では、SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝が1分58秒193でセッショントップに。ただ、D’station Vantage GT3のチャーリー・ファグが1分58秒296で2番手に入ったことで、Q1とのタイム合算で3分56秒190となったD’station Racingがチーム初ポールポジションを獲得した。

 2番手には合算タイム3分56秒190でSUBARU BRZ R&D SPORTが続いてダンロップがフロントロウを独占。3番手にはGT300のサクセスウエイト最重量となる54kgを積むブリヂストンのmuta Racing GR86 GTが続き、ミシュランのシェイドレーシング GR86 GTが4番手、そして5番手はヨコハマのUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIとなっている。

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