5月27日、日本テレビが毎年恒例の『24時間テレビ』を8月31日（土曜日）と9月1日（日曜日）に放送することを発表した。だが、メインパーソナリティーなど詳細は明かされていない。
例年、STARTO ENTERTAINMENT（スタートエンターテイメント、旧ジャニーズ事務所）タレントがメインを務めていたが、暗雲が立ち込めていて…。
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■メインパーソナリティーの名称が変わる？
日本テレビは5月27日の定例会見で、今夏の『24時間テレビ』の日程を発表した。例年注目を集めるメインパーソナリティーに関しては、「『メインパーソナリティー』という呼び方をするかどうかから議論している」と説明。
また、「中心となる人物の名前はもう出てきています。おそらく内定状態だと思う」と、名前は明かさなかったものの、具体的な検討は重ねていることを強調した。
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■例年に比べて「大幅な遅れ」
『24時間テレビ』のメインパーソナリティーは、2003年のTOKIO以降、STARTO社タレントが起用されていた。直近でも、2023年はなにわ男子、22年はYouTube『よにのちゃんねる』の嵐・二宮和也、KAT-TUN・中丸雄一、Hey! Say! JUMP・山田涼介、timelesz（旧：Sexy Zone）・菊池風磨が担当している。
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一部メディアでは、今年も同社のタレントが内定していると報じられているが、ある制作会社関係者はメインパーソナリティー選びは難航したのではないかと推察する。
「昨年、旧ジャニーズ事務所は性加害問題で厳しい批判を受けました。そのためか、業界内では、“STARTO社側が『24時間テレビ』の出演に難色を示している”という噂も流れていましたよ。例年、メインパーソナリティーは4月から5月初旬に発表されていたので、今年は大幅に遅れています。今後の番組のロケ等に支障をきたさないといいのですが…」（制作会社関係者）。
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■“旧ジャニーズ色”が薄くなる可能性
先述した定例会見で、日本テレビはメインパーソナリティーの呼び方を変える可能性も示唆していた。今年は新しいスタイルを導入する可能性もあるようだ。
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「いわゆる“旧ジャニーズ色”が薄くなるかもしれません。特定のタレントをメインにせず、お笑い芸人やアナウンサーなどが一体となって番組を進行することも考えられます」（前出・制作会社関係者）。
STARTO社タレントはどんな役割で番組に関わっていくのだろうか…。
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■「募金ネコババ」で厳しい批判も…
昨年『24時間テレビ』では、日本テレビ系列の日本海テレビ元幹部社員が同番組の売上金や寄付金を着服していたことが発覚した。日本海テレビの発表によれば、件の社員は同社の売上金など総額1,118万2,575円を着服し、そのうち264万6,020円は番組に寄せられた寄付金だったという。
現在も、ネット上では「募金ネコババ」を批判する声が見受けられる。今夏、『24時間テレビ』は“愛で地球を救う”ことはできるか──。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『95』（テレビ東京系）、『Believe─君にかける橋─』（テレビ朝日系）、『イップス』（フジテレビ系）、『アンチヒーロー』（TBS系）。
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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）
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