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【動画】映画『九十歳。何がめでたい』本編映像
原作は、昨年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子の同名ベストセラーエッセー集。90歳を迎えヘトヘトになった作家自身の日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いを歯に衣着せぬ物言いと、独特のユーモアでつづり、現代を生きる老若男女から多くの共感を得た。
監督は、同じく老後の諸問題をユーモアを交えながら描いた映画『老後の資金がありません!』の前田哲。主演は、昨年10月22日に90歳を迎えた草笛。共演に唐沢、真矢ミキ、藤間爽子、木村多江、片岡千之助、宮野真守、オダギリジョー、清水ミチコ、LiLiCo、石田ひかり、三谷幸喜、中島瑠菜ら。主題歌は木村カエラの新曲「チーズ」。
解禁された本編映像には、草笛演じる作家・佐藤愛子と出版社の編集者・吉川(唐沢)が登場。時代の変化に適応できずに昭和気質な言動で仕事も家庭もうまくいかない吉川だったが、異動先の編集部で持ち上がった愛子の連載エッセイ企画の担当に立候補。愛子を説得して周囲を見返してやろうと意気込んでいた。しかし、断筆宣言をした愛子の意思は固く、愛子のことをよく調べもせずに調子の良いことばかりを話す吉川は軽くあしらわれてしまう。それでも諦めない吉川は愛子の経歴を入念に調べ、渾身の手土産を持って準備万端で愛子の家を何度も訪問する。
映像には、「先生の歯切れのいい言葉を求めていると思うんです」と熱く説く吉川に対して、「突然書けなくなるかもしれないから」と切り返す愛子の姿が。吉川は「書けなくなったら連載終了で構いません!」と歩み寄るも、手土産だけ受け取られて追い返されてしまう。日をあらためて再訪問すると、「腱鞘炎(けんしょうえん)なの」と痛々しそうに包帯を巻いた手を見せる愛子に、「腱鞘炎の名医にお連れします」と病院へ連れ出そうとする吉川。お互いに一歩も引かない舌戦を繰り広げる2人だったが、吉川が手土産を持ち帰ろうとすると愛子は思わず痛めているはずの手で押さえつける。すかさず吉川に「痛くないんですか?」と突っ込まれるも、「痛い!」と言い張る愛子だった。
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なお現在、映画LINE公式アカウントにて、愛子と、愛子が劇中で飼っていた愛犬ハチをモチーフにしたLINEスタンプ(全8種)が無料配信中。原作でも人気の“愛子らしい”セリフと共に、草笛の様々な表情がLINEスタンプとなって登場している。ダウンロード期間は8月26日まで(先着順)。
映画『九十歳。何がめでたい』は、6月21日より全国公開。