(左から)石原さとみ、亀梨和也 (C)ORICON NewS inc. 俳優の石原さとみが主演を務め、亀梨和也が共演する、テレビ朝日系連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜 後9:00)の最終話がきのう4日に放送された。視聴率は世帯8.3%、個人4.7%、(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、同作で最高視聴率を記録した。
【最終回場面カット】衝撃の結末…神妙な面持ちの石原さとみ&亀梨和也 石原が3年ぶりに連続ドラマに復帰した同作では、石原演じる主人公の検事・西村奏が、亀梨演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会。それを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、2人は“20年に及ぶ運命”の波に翻弄(ほんろう)されていく。
最終回では、野木邸放火事件の証拠写真に写り込んでいた男が、東忠男元総理の秘書・秋葉洋二(川島潤哉)だと確認した奏。「環エネ事件」の犠牲になった父の死、カオリの事故、そして放火事件がすべて繋がっていると確信。入院中の浩一郎(仲村トオル)の元に駆けつける。
20年前、「環エネ事件」で逮捕された東議員を無罪に導いた浩一郎、そんな彼の命を狙って放火したのが秘書の秋葉という事実を突きつけ、浩一郎に「真実を教えて」と懇願する。そんな奏と対峙した浩一郎は、とうとう重い口を開き、秘めてきた衝撃の真相を語り始める。それは時空を遡り、20年前のある出来事から始まっていた。
12年ぶりに再会したことで、封印してきた“運命の初恋”が甦ってしまった奏と真樹。しかし、そんな2人を襲ったのは、事件の担当検事と容疑者として対峙することになるという想像を絶する出来事。そして病に冒されている真樹にタイムリミットが迫っているという悲しい現実だった。そのうえ、2人には父親同士の確執という重しまでのしかかっていた。
そんな中、病状が進行した真樹は「生きるのを、諦めてほしくない」という奏の願いを受け止め、奏の元婚約者・奥田貴志(安藤政信)の執刀で、手術を受けることを決意する…というストーリーだった。