契約満了迫るフンメルス、セリエA移籍の可能性が浮上?…ローマ&ミランが関心か

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2024年06月05日 15:50  サッカーキング

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ドルトムントとの現行契約が6月末で満了となるフンメルス [写真]=Getty Images
 ドルトムントとの契約満了が迫るドイツ代表DFマッツ・フンメルスにセリエA移籍の可能性が浮上しているようだ。4日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在35歳のフンメルスはバイエルンの下部組織出身で、2007年1月にトップチーム昇格を果たした。その後は約1年半のレンタルを経て、2009年夏にドルトムントに完全移籍加入すると、センターバック(CB)の主軸としてブンデスリーガ制覇やDFBポカール優勝に大きく貢献。2016年夏にはバイエルンへ加入したが、3年後にドルトムントへ復帰し、現在に至るまで主力として活躍している。

 2023−24シーズンは公式戦通算40試合に出場し4ゴール1アシストをマーク。チャンピオンズリーグ(CL)では11年ぶりの決勝進出に貢献し、同大会のベストイレブンに選出されるなど存在感を示した。しかし、昨年5月に延長したクラブとの現行契約が6月末で満了を迎えることから、現時点で来シーズン以降の所属先は不透明となっている。

 今夏の動向に大きな注目が集まるフンメルスだが、セリエAに新天地を求める可能性が浮上しているという。報道によると、ローマが既に選手側と接触しており、1年間の延長オプションが付随した2年契約をオファーする可能性があるとのこと。また、ミランも今夏のフリートランスファーでの獲得を本格的に検討しているようだ。フンメルス自身はかつて「ドルトムントを離れたら、他のヨーロッパ諸国に行くつもりだ」と発言していた通り、国外移籍も視野に入れているという。

 ドルトムントでの通算出場試合数は歴代単独2位の「508」を数え、正にクラブの象徴とも言うべきフンメルスだが、現時点で契約延長の可能性は低い模様。現役引退を含めて去就に関する様々な噂が飛び交うなか、今夏の決断に大きな注目が集まる。

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