フェラーリチャレンジ第3ラウンドSUGOでクラッシュした前澤友作が自身と川崎徳来の軽傷を報告

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2024年06月10日 02:40  AUTOSPORT web

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フェラーリチャレンジ第3ラウンドSUGOのレース2を前にSROジャパンカップのグリッドを訪れた前澤友作
 6月9日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されたフェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパンの第3ラウンドのレース2で、終盤激しいクラッシュに見舞われた前澤友作(コーンズ芝)が、アクシデント後初めて自身のX(@yousuck2020)を更新。アクシデントの原因と自身が軽傷であること、またクラッシュした川崎徳来(コーンズ芝)も軽傷であると報告した。

 今季からドライバーとしてレースに挑戦を開始し、初めてのフェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン参戦となった富士ではコッパ・シェル・アマクラス表彰台、優勝という成績を収めていた前澤は、6月8日のレース1ではクラスポールポジションを獲得するも、接触によりリタイア。しかし車両修復成った9日のレース2でもクラスポールポジションを獲得していた。

 レース2では一時ポジションを落とした前澤は、終盤クラス首位を争う戦いをみせていたが、4コーナーで接触。その後コースに復帰したものの、直後の馬の背コーナーでトラブルが起き、前を走っていた川崎の117号車のリヤに激しくクラッシュ。前澤車は馬の背アウト側のスポンジバリアに激突し横転してしまった。レースは赤旗が出されそのまま終了。川崎と前澤はメディカルカーで搬送され、その後のSROジャパンカップのレース中、川崎はドクターヘリで病院に運ばれていた。

 関係者にはふたりが意識があることが伝えられていたが、事故後の22時58分に、前澤は自身のXを更新。「本日、レース中のアクシデントによるブレーキ損傷により、ブレーキが作動せず事故を起こしてしまいました」とトラブルの原因について綴った。

 また自身の負傷については「事故後すぐに病院で検査していただきましたが軽傷でしたのでホテルに戻り安静にしています」と報告。また川崎についても「お相手の選手も検査の結果軽傷とのことで、すでにご帰宅されたと伺っています」とした。

 前澤は「この度は、ご心配ご迷惑をおかけしましたこと、誠に申し訳ありませんでした。同じレースに参加していた選手の皆様、レース関係者の皆様にも心よりお詫び申し上げます」と綴った。今回のアクシデントは前澤の知名度の高さもあり、さまざまな報道がされたが、まずは前澤、そしてフェラーリ・オーナーズクラブ・ジャパンの会長でもある川崎が軽傷であったことに安堵したいところだ。

 初挑戦となった第2ラウンドでは優勝を飾ったものの、今回は両レースともリタイア、しかもひとつは大クラッシュとなってしまった前澤だが、多くのモータースポーツ関係者もその挑戦を後押ししている。サーキットに復帰する日を待ちたい。

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