朝倉未来、次は女性アイドルを輝かせる!平本蓮の海外修業をバッサリ「新婚旅行でしょ?」【独占インタビュー】

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2024年06月13日 19:00  ORICON NEWS

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アイドルプロデュース番組『Dark Idol』と『超RIZIN.3』で対戦する平本蓮について語った朝倉未来 (C)ORICON NewS inc.
 時代のカリスマ・朝倉未来×女性アイドル、そのプロジェクトがついに本格始動する。今年1月に発表されたアイドルオーディション番組『Dark Idol(ダークアイドル)』が、今月20日からABEMAで放送スタートすることが決定。それに先駆け、#0が13日から公開された。

【40人の画像】『Dark Idol』特集ページ=参加者のプロフィールなど掲載

 RIZINのトップファイターとして活躍しながら、累計チャンネル登録者数が400万人を超える人気YouTuber、さらに「1分間最強を決める格闘技」BreakingDownのCEOを務めるなど、さまざまなジャンルで類まれな才能を発揮する朝倉未来。そんな彼のプロデュースにより、どんなアイドルグループが誕生するのか。

 ORICON NEWSでは、書類審査を通過した40人が集まった第1次オーディションを終えた直後の朝倉未来に独占インタビューを敢行。独特の視点で見据える“新たなアイドル像”とその可能性、さらに日本中の注目を集める7月28日の『超RIZIN.3』での平本蓮との試合についても聞いた。

■「アイドルを夢見たけど諦めてしまった女性が、もう一度チャンスをつかめる場を作りたい」

――プロジェクト発表時から「朝倉未来×女性アイドル」という意外な組み合わせで話題を呼んでいた『Dark Idol』ですが、改めて未来さんが女性アイドルをプロデュースすることになったきっかけを教えてください。

朝倉:『BreakingDown』で以前に女子の試合がありましたけど、需要がなくなったじゃないですか。そもそも、めっちゃかわいい子って『BreakingDown』に出てこないんで。だけど、なにか訳があったり環境だったり、いろんな原因で夢を諦めた人たちって世の中にあふれているので、そういう人たちに、もう一度チャンスをつかめる場があったらいいなと思っていました。あと、僕のチャンネル登録者の90%が男性で、女性アイドルグループとの親和性もあるんじゃないかと考えて、ABEMAさんに相談して始まりました。

――未来さんが小さい頃にアイドルを見ていたりとか、これまで接点は何かあったのでしょうか?

朝倉:まったく無いです。ただ、ラウンジとかに飲みに行ってかわいい子と話すと「アイドルになりたかった」っていうのをすごく聞いていて、男の子でいうサッカー選手や野球選手みたいに、アイドルって女の子にとって夢なんだなと。あと、日本だと彼氏がバレたら一気に人気が落ちるみたいな“正統派アイドル”以外がいなくて、そういうのも関係なしのカッコいいグループを作りたいです。いろいろと時代が変わってきているなかで、いろんな要素で『Dark Idol』をやったら面白いんじゃないかと思ってやってきました…、ただ最近はちょっと格闘技で忙しいんで大変になってきましたね(苦笑)。

――『超RIZIN.3』での平本蓮選手との試合まで2ヶ月を切りましたからね。

朝倉:でもおかげさまで、いろんな体制が出来上がってきて、僕が最初からガッツリやらなくても最低限の準備で現場に来ればいいっていう感じになってきました。だから、格闘技の練習はめっちゃやっていて、その息抜きでいろいろやらせてもらっています。「練習しろよ」ってコメントしてくるヤツら、練習してるんでね。

――オーディション番組は日本では人気コンテンツで、古くはモーニング娘。、少し前はNiziUやBE:FIRST、最近ではME:Iなども誕生しています。未来さんは何か見たことがありますか?

朝倉:ぶっちゃけ無いです。でも『BreakingDown』はオーディションを始めてから一気に注目度が上がったので、アイドルでもオーディションをやったら面白いんじゃないかと思って提案したんですけど、ABEMAさんが作ってくれた会場がとんでもない規模でビックリしました(笑)。参加する女の子たちも緊張しちゃうんじゃないかなというレベルです。

■“仲良しグループ”じゃなくてもOK「仲が悪くなって喧嘩を始めたら僕のYouTubeで出します(笑)」

――書類審査を通過して今回のオーディションに集まった参加者たちをご覧になって、どんな印象でしたか?

朝倉:“華”のある人って男女問わずいるんだなと。『BreakingDown』も強い弱いとは別に華のある人っていますけど、今回のオーディションでも歌やダンスが上手いとか関係なく、人を引き付ける魅力のある人はいましたね。この要素って何なんですかね?どんなジャンルでも必要なことなので、その謎を解明したほうがいいですよね。

――このオーディションを通して、“華”の秘密が未来さんに見えてくるかもしれないですね。『Dark Idol』を始めてから、アイドルグループへの興味はわきましたか?

朝倉:ちょっと見させてもらうようになりましたけど、普通のアイドルは僕のやろうとしているコンセプトと違うので、少しだけです。最近は「女性から好かれる女性になりたい」という人がすごく多くて、女性がカッコいいと思うスターを作り出せたら面白いですよね。世の中のアイドルという風潮も変わりそうな気がしています。

――オーディションはどんな形式で行うのでしょうか?

朝倉:第1次オーディションは1対1のバトルで、その後はグループのバトルをやりますが、どっちも盛り上がってますね。『BreakingDown』も「喧嘩自慢」のグループ戦がすごく盛り上がったし、オーディションには個人もグループもどっちの要素も大切だなと。

――今回は最終的にグループを作るオーディションなので、メンバー同士の関係性も重要なポイントになりそうですね。

朝倉:グループには協調性が大切だけど、けっこう強めの女性が多いのでグループ内でもバチバチするライバル関係があってもいいですよね。そのまま仲が悪くなって喧嘩を始めたら、そっちを僕のYouTubeで出します(笑)。

――番組アドバイザーの峯岸みなみさんが、元アイドルとして番組をサポートされています。

朝倉:すごいですよね、頭の回転が早いし喋りもお上手で。アイドルとしても才能はすごいんでしょうけど、バラエティーの才能もあるからこそ、ずっと芸能界で活躍されているんだなと思いました。

――オーディションが始まったばかりですが、成功しそうな手応えは?

朝倉:まだ第1次オーディションですが、僕一人じゃ到底できないような豪華で大規模なステージを用意していただいて、ABEMAさんの予算がすごいです(笑)。オーディションなのに『BreakingDown』の試合当日みたいな雰囲気になっているので、番組としてのスケール感もぜひ楽しみにしてください。

――この『Dark Idol』や『BreakingDown』のほかにも、YouTubeをはじめさまざまなプロジェクトを手掛けていますが、時間管理や頭の切り替えが大変では?

朝倉:周りのみなさんが動いてくれるので、僕の稼働は実はすごく少ないんですよ。演者としてその瞬間に現場に行くだけ、という状況を作ってもらっています。あとは、半身浴したりとか、休憩中に頭を動かして思い浮かんだアイデアを形にしてくれるチームもたくさんあります。この『Dark Idol』だったらABEMAさんに「こうしたらいいんじゃないですか?」と提案したら、それ以上のアイデアを返してくれますし、『BreakingDown』も(COOの)溝口さんに僕のアイデアを伝えるとオーディションに行った時には形になっていて。だから僕はそんなに動いていなくて、今は格闘技一本に近い生活をしています。

■『超RIZIN.3』の平本戦は「公開処刑。何万人もの前でボコボコにして、次に進む」

――格闘技といえば、JAPAN TOP TEAMでエリーコーチやビリーコーチと練習している動画を公開されていましたね。

朝倉:今すごくいい環境で練習できていて、ビリーはUFC王者を何人も指導している優秀なコーチだから、毎日決まった時間のレッスンに取り組んでいます。これまで僕らは自分で練習メニューを考えて、スパーリングとか好きなことを多めにやっていましたけど、今は2人のコーチが決めた練習をやって、苦手なポジションの対策もやっているので、成長できてるなと。世界最先端の技も教えてもらって、僕はこれまで打撃が目立ってきたけど、レスリングでもかなりレベルが上っている自信があります。レスリングの攻め方がわかるとディフェンスも理解できて、バランスよく強くなってる実感がありますね。3月にはタイで合宿しましたけど、JTTがめっちゃいい環境なので試合まで練習をやっていこうと思います。

――対する平本選手は、コナー・マクレガーが所属するアイルランドのジム「SBG」で練習していました。

朝倉:あんなの新婚旅行でしょ?平本が練習に行くならマクレガーのジムじゃなくて(今月にマクレガーと対戦する)チャンドラーの方だろ。お前はもっとレスリングを鍛えたほうがいいぞ。

――平本選手は昨年12月のORICON NEWSのインタビューで「俺と朝倉未来が試合をしたらTHE MATCHを余裕で超える面白い作品になる」で語っており、この試合に向けて大きな決意を持っていますが、未来さんも「この試合を面白くしたい」という意気込みはありますか?

朝倉:作品とかっていう意識はないですね。“公開処刑”として、何万人もの観客が見てる前でアイツをコテンパンにするだけ、これが俺の目的です。彼は憧れのマクレガーに会って、総合格闘技を始めたきっかけの朝倉未来と対戦することがゴールなんで、そもそもの目的が違いますよ。俺は平本をボコボコにして次に進みます。

――公開処刑するなら、たくさんの人に見てほしいですか?

朝倉:どっちでもいいって感じですね。この試合を“作品”とか、平本の言ってることはちょっとズレてる気がします。俺は平本を圧倒的にコテンパンにするのをみんなに見せたいし、その思いがみんな見たいと思うし。作品を作るとかってことは全く思わないですね。

●ABEMA『Dark Idol』6月20日 後9:00〜
#1:https://abema.tv/video/episode/90-1927_s1_p101
#0:Dark Idol 最終候補生初公開 涙を超えてステージに立つ女性たち
前編:https://abema.tv/video/episode/90-1927_s1_p10
後編:https://abema.tv/video/episode/90-1927_s1_p11

●『Yogibo presents 超RIZIN.3』
7月28日 さいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)
・フェザー級
朝倉未来 vs. 平本蓮
・RIZINスタンディングバウト 68キロ
マニー・パッキャオ vs. 鈴木千裕
・フライ級
扇久保博正 vs. 神龍誠
・フェザー級
斎藤裕 vs. 久保優太
・59.0kg契約
所英男 vs. ヒロヤ
・バンタム級
芦澤竜誠 vs. 皇治
・フェザー級
鈴木博昭 vs. YA-MAN
・スーパーアトム級
RENA vs. ケイト・ロータス
・ベアナックルルール 57.2kg
ジョン・ドットソン vs. 征矢貴
・ベアナックルルール 57.2kg
タイ・エマリー vs. チャリーサ・シガーラ


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