大泉洋、舞台あいさつで生反省 87歳の両親にやや強引に映画勧めるも福本莉子のピュアさに触れ「心が汚れてました」

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2024年06月14日 19:50  ORICON NEWS

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舞台あいさつで生反省した大泉洋 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の大泉洋(51)が14日、都内で行われた映画『ディア・ファミリー』の初日舞台あいさつに登壇した。

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 今作は、2019年に「文藝春秋」の連載「後列のひと」で取り上げられた、ビニール樹脂製品の町工場の経営者・筒井宣政(東海メディカルプロダクツ前社長)が生み出した、世界で16万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話を映画化する。

 家族の物語とあって、家族について問われると大泉は「私が作った家族もありますし、私の両親もいる。この物語で言いますと、自分の娘を助けるために知識がないところから人工心臓を作る。すごい話。でも、僕も自分の家族のために、ってなったらやれることはなんでもするだろうなとは思います。人工心臓作るという決断なのかはわからないけど、全てをなげうってでも何かするという思いはやっぱり同じだなと思いましたね」としみじみ。

 一方で、「私は両親に映画が公開になりますと、『映画というのは公開になってから、週末3日間が大事なんだ。この3日間の間に必ず映画に行け』と言うんです。ただ、うちの両親も87歳。高齢の両親ですから『あんたね、そういうけど年寄りに3日間の間に行けって言われてもね、大変なんだよ』みたいな。『いいから行け』と。『私たち2人が行って、何か変わるのかい』と。『いいから行け。2枚でもいいから』言って、『そんなに言うんだったら、あんたが何百枚もチケット買えばいいんじゃないの?』とかって。『うるさい。いいから行け!そして、友だちに伝えろ』といつも言うんですけど」と軽快なトークで会場を笑わせた。しかし、ふと我に返ると「私は、いったい何を言いたいんでしょう?初動が大事って言いたいんじゃない」と苦笑いを浮かべていた。

 その後、福本莉子(23)、川栄李奈(29)、新井美羽(17)が心温まるエピソードを披露。大泉は「やっぱり、ちょっと親に電話して『今週末じゃなくていいよ』って伝えたい。3人の話を聞いて、感謝が足りなかった。ちょっと心が汚れてました。何で、ああいうことを言ってしまうんだろう」と舞台上で生反省。再び会場は爆笑に包まれていた。

 このほかイベントには、菅野美穂(46)、松村北斗(28/SixTONES)、月川翔監督(41)が参加した。
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