長谷川京子、MEGUMI、田中みな実…美容のプロが実名公開でジャッジする「真の美容系芸能人」

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2024年06月16日 14:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

井川遥、長谷川京子、MEGUMI、田中みな実

 ピラティスで美とスタイルを維持しているという、ピラティスのナチュラルなイメージとは逆の、アラフィフ世代になりますます妖艶なビジュアルが魅力を増した長谷川京子(45)。

 憧れの夫婦と言われたDragon Ash古谷健治と離婚するも、美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)は50万部突破の大ヒットとなり、タレント業以外にもますますノッてるMEGUMI(42)。

 アラ還の星にて美容プロの君島十和子(57)は本家とばかりに美容の発信を変わらず続け、女優業も頑張るR30の憧れ筆頭格・田中みな美(37)はKAT-TUN亀梨和也と熱愛報道、格の違いを見せつける。

 前期日曜劇場『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』では西島秀俊と4回目の夫婦役を熱演した石田ゆり子(54)や、たまにドラマに出れば今なお可愛らしいビジュアルが必ずネットニュースになる井川遥(47)。

 美女揃いの芸能界で、美容整形外科医も思わず注目してしまう「真の美容系芸能人」は誰? 『R.O.clinic(アールオークリニック)』の院長 呂 秀彦医師に話を伺いました。

芸能界「真の美容系芸能人」は誰?

――今回名前をあげた芸能人はここ数年、美容系で不動の人気を保っている方々ですが、みなさん医学的に見てもやはり若々しいでしょうか?

呂医師(以下呂)「長谷川さんは元モデルさんですよね? 今も痩せてらっしゃるし、おきれいですが、ちょっとだけ首のシワが気になるかな」

――首! 首のケアって難しいと聞いたことがありますが、なにか対策はあるのでしょうか?

呂「ダーマペンや水光注射、ポテンツァなど、美肌ケアにも使われるメニューでこまめに対策するのがいいですね。顔もですが、首もシワができてしまってからでは遅いので、気になり始めたらすぐにケアすることが大事です」

――あとは、長谷川さんはシャープな輪郭がおきれいですが、加齢現象として「顔がのびる」と一般的に言われています。これはどういう意味なんでしょうか?

呂「長谷川さんの場合で言えば、お痩せになっている割に頬にボリューム感がある。これがだんだんたるみ、下に落ちてきて、それが間延びして見えるんですね。これは誰にも起きる加齢現象なので、“中顔面”を上げる施術がおすすめです。人気は、糸を使ったリフトアップやヒアルロン酸を打つことでたるみをケアする方法かな」

――顔がのびるというワードが恐怖だったのですが、対策はあるんですね! 一方でMEGUMIさんは丸顔のせいか顔が伸びていない印象ですが、若い頃特徴的だったエラが目立たなくなったような…?…

呂「エラは噛み癖など筋肉の問題も多く、また女性は就寝中の歯ぎしり率も高いので、歯ぎしり対策をするなど歯科的なアプローチもありますが、美容系クリニックではボトックス注射が一般的。効果を実感しやすく、手軽なので、芸能人はもちろん、女性全体に人気がありますね。

 そして、長谷川さんのような面長のお顔よりMEGUMIさんの丸顔って老けにくい。ある程度たるみは出ているはずですが目立ってないですね。それに、年齢の割に顔の凹凸が少ないのが素晴らしいです

――確かに、30代以降目立ちやすい頬のこけやこめかみの痩せがない! 

呂「もしやりたいならヒアルロン酸注入ですぐに叶いますよ。たるみやシワのためにも早めにやった方が圧倒的に効果的です」

――ところで、MEGUMIさんは1日に何回かのシートパックをして保湿ケアをしているとご著書で言われてましたが、医学的に見て効果はあるものなのでしょうか?

「あります! 保湿こそ最高のアンチエイジング対策。シートパック以外にもコットンパック、保湿効果の高い化粧水をたっぷり頻回に使うなど、とにかく保湿を意識するのは非常に大事です」

――化粧水をたっぷり使うだけでアンチエイジングなんて、ずぼらな方でもできそうでいいですね。MEGUMI美容本の効果を改めて実感しました!

「君島さんもかなり前から保湿を推奨されていますね。家事中もハンドクリームをして手袋をするなどといった対策を聞いたことがあります」

――それはすごい! 確かにそのせいか、年齢を考えたらほうれい線がほとんどありませんね。

呂「ええ、デビュー当時からおきれいでしたが、そのままを維持している印象です。ちなみにほうれい線はヒアルロン酸注入がメジャーな対策ですが、彼女のようにいつまでも若々しくいたいなら、シワのクセが付く前にヒアルロン酸を注入することが大事! 先取りケアをすることでシワのクセがつかず、ハリのある肌が保ちやすくなります」

――シワのヒアルロン酸対策は、出来てからじゃなく気になったら先取りと! ちなみにヒアルロン酸の注入ってどれくらいの間隔で行えばいいのでしょうか?

呂「仮にほうれい線として、年に1回やれば大丈夫です。あまり気にし過ぎて打ちすぎてしまうと、顔に大事な凹凸も消え、のっぺりした、いわゆる“ヒアル顔”になりますから」

――今日名前のあがってない誰かを思い出すような……。しかし年に1回でいいなら気が楽ですね! では、この中ではお若い田中さんといえば「水分補給」美容法ですが、こちらの効果はいかがでしょうか?

呂「MEGUMIさんの肌から保湿もですが、もちろん水を飲むことは体内のバランス維持にも肌にも大事。材料なしに肌の水分は保てませんから

――ところで、田中さんは局アナ時代より痩せたのか、鼻すじも通り、肌はますますきれいになって、まさに逆アンチエイジング現象が起きてます!

呂「彼女のような、ふんわり美肌を目指したいなら手軽な美容ケアをこまめにすること。頑張って今年1年、エレクトロポレーションのようなイオン導入に、ピコトーニング、ダーマペンポテンツァと美肌施術をこまめにやれば、驚く程肌質が変わると思います。

 また、ダウンタイムに3日ほどかかりますが、ルビーフラクショナルという施術は1回でくすみが払われたような効果を実感しやすいので、お休みが取れる方ならぜひ試してほしい美肌施術です」

――1回で実感できるならぜひチャレンジしてみたいですね!

呂「はい。しかし美肌は芸能人であっても地道に、半年から一年かけて作るもの。コツコツやった者だけが得られるのです」

――MEGUMIさんや田中さんは積極的に美容法を発信していますが、一方で年齢不詳美女の石田ゆり子さん・井川遥さんはいつでもどこでもおきれいな印象です。打ち上げの飲み会や買い物姿などの隠し撮りすらおきれいですから……。

呂「石田さんは若い頃よりほんの少し、2、3kg程度ふっくらされたかな? それが、太った印象を与えず、でも肌のハリを保つ脂肪は維持できる、大人のベストの太り方なんですね。もし意識してこれを実行したなら、究極のアンチエイジング職人といえるでしょう

――井川さんはモデル出身らしくママになってもおしゃれですてきですが、たまに角度により口横のシワが目立って見えるときが。これは痩せてらっしゃるからでしょうか?

呂「痩せていることもありますが、口下や首側の引っ張る筋肉が強いのかな? シワの原因となる筋肉に効果のあるボトックス注射をし、そのあとスジやへこみを注入してなくすヒアルロン酸の複合ワザがいいと思います」

――人気のHIFUや糸リフトではないんですね?

呂「ええ。引き締まり、こけが逆に目立ってしまうので、なくなった部分をナチュラルに足すヒアルロン酸の方がいいと思います

――こけで思い出したのですが、長谷川さん、みな実さんなど痩せ型の方ってデコルテ部の骨が目立つように思えますが、このような部分って整形でケアできるんでしょうか?

呂「ここもヒアルロン酸を注入できるので、それでふっくら感が戻りますよ。ダウンタイムが必要ですが脂肪注入も効果があります。実際にバスト部の痩せやたるみと合わせて施術される方も多いです」

――顔も身体も、女の美容は悩みと対策の追いかけっこですが、美と若々しさをできるだけ保つ方法があれば教えてください。

呂「一度の大きな施術より、こまめなケアとメンテナンス! お金をかけ大々的に手術するよりも、行きつけのクリニックを探してこまめに悩みにあった施術でメンテナンスし、自宅でのケアもしっかりすること。今回名前のあがった女性芸能人もきっと、どんなに疲れた夜も頑張っているはずです!」

今回お話を伺ったのは……
呂 秀彦(ロ ヒデヒコ)先生。R.O.clinic(アールオークリニック)院長。日本形成外科学会専門医。医学博士。順天堂医学部卒業後、昭和大学形成外科・美容外科、大手美容クリニックを経て2020年R.O.clinic開院。患者一人ひとりに真心と誠意を持って、丁寧なカウンセリングとオーダーメイドの治療が好評。日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)に所属。

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