“最速王”エンバペ、無得点C・ロナウドのシュート数…EURO2024ここまでの注目スタッツを紹介

0

2024年07月09日 00:03  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

EURO2024で存在感を放つ選手たち [写真]=Getty Images
 ナショナルチームの欧州王座をかけたEURO2024は準々決勝までの全日程が終了。ベスト4進出チームが出揃い、残すところは準決勝2試合と決勝戦の3試合のみとなった。

 熾烈なトーナメントを勝ち抜いてベスト4へ駒を進めたのはスペイン代表、フランス代表、オランダ代表、イングランド代表の4チーム。現地時間9日にはスペインvsフランス、翌10日にはオランダvsイングランドの準決勝が行われ、いよいよファイナリストが決定する。スペインは史上最多を更新する4度目、フランスは史上最多に並ぶ3度目、オランダは36年ぶり2度目、イングランドは初めての欧州制覇を目指す。

 EUROを主催する欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』には、準々決勝終了時点での各選手のスタッツが掲載されている。今回はその中からシュート本数、パス本数、GKのセーブ数、最高時速という4つの項目におけるトップ5の選手たちを紹介しよう。
 
 今大会ここまでの得点ランキングでは、ジョルジュ・ミカウターゼ(ジョージア代表)、ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)、コーディ・ガクポ(オランダ代表)、イヴァン・シュランツ(スロバキア代表)が3ゴールで並んでいる。シュート本数に目を向けてみると、トップに立っているのはクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)。今大会は直接FKを含めて多くのシュートチャンスがあったようだが、実際にはそれを活かしきれず、無得点で大会を去った。2位以下はキリアン・エンバペ(フランス代表)、カイ・ハフェルツ(ドイツ代表)らが続いている。

 パス本数でトップに立っているのはトニ・クロース(ドイツ代表)。準々決勝でスペインに敗れたことで現役引退が決まった34歳は、2枚のセンターバック(CB)の左横に落ちる形から高精度のフィードを連発。欧州制覇で有終の美を飾ることはできなかったが、司令塔として開催国ドイツを牽引し、抜群の存在感を放った。本数だけでなく、成功率も95パーセントと非常に高く、パス成功数でも堂々の1位に輝いている。

 セーブ数ではジョージア代表の決勝トーナメント進出に大きく貢献したギオルギ・ママルダシュヴィリが29本でトップに。その後はフロリン・ニツァ(ルーマニア代表)、バルト・フェルブルッヘン(オランダ代表)、マイク・メニャン(フランス代表)が16本で続いている。

 最後にスピードランキング。ここまでの“最速王”はエンバペで、その記録は時速36.5キロメートルとなっている。2位にはフェラン・トーレス(スペイン代表)が時速36.0キロメートルでランクイン。その後はベンヤミン・シェシュコ(スロベニア代表)、レロイ・サネ(ドイツ代表)、ヴァレンティン・ミハイラ(ルーマニア代表)が続いている。

 4年に一度の祭典も残すところ3試合のみ。スタッツのランキングの変動にも注目が集まる。

◼︎シュート本数※数値は本数/ゴール数
1位 23本/0ゴール クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
2位 20本/1ゴール キリアン・エンバペ(フランス代表)
3位 19本/2ゴール カイ・ハフェルツ(ドイツ代表)
4位 18本/1ゴール メンフィス・デパイ(オランダ代表)
5位 15本/2ゴール ハリー・ケイン(イングランド代表)

◼︎パス本数※数値は本数/成功率
1位 521本/95% トニ・クロース(ドイツ代表)
2位 435本/95% ジョン・ストーンズ(イングランド代表)
3位 405本/94.8% ペペ(ポルトガル代表)
4位 401本/90.1% グラニト・ジャカ(スイス代表)
5位 400本/94% ルベン・ディアス(ポルトガル代表)

◼︎セーブ数
1位 29本 ギオルギ・ママルダシュヴィリ(ジョージア代表)
2位 16本 フロリン・ニツァ(ルーマニア代表)
2位 16本 バルト・フェルブルッヘン(オランダ代表)
2位 16本 マイク・メニャン(フランス代表)
5位 15本 メルト・ギュノク(トルコ代表)

◼︎スピードランキング※数値は時速
1位 36.5km キリアン・エンバペ(フランス代表)
2位 36.0km フェラン・トーレス(スペイン代表)
3位 35.9km ベンヤミン・シェシュコ(スロベニア代表)
4位 35.8km レロイ・サネ(ドイツ代表)
4位 35.8km ヴァレンティン・ミハイラ(ルーマニア代表)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定