2年連続2位の失意を乗り越え…ウーデゴーアがプレミア制覇へ意欲「さらに強くなれると確信」

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2024年07月09日 15:12  サッカーキング

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アーセナルの主将を務めるウーデゴーア [写真]=Getty Images
 アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが新シーズンに向けた意気込みを語った。8日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 2023−24シーズンのプレミアリーグでアーセナルは2年連続の2位という成績に終わった。昨年夏の移籍市場でイングランド代表MFデクラン・ライスら即戦力を補強し戦力を拡充すると、クリスマスを首位で迎えた。その後も順調に勝ち点を伸ばしたものの、マンチェスター・シティとの熾烈な優勝争いに敗北。最終的にはクラブ史上最多の28勝を挙げたものの、わずか「2」ポイント差に泣き、20年ぶりの栄冠を逃した。

 主将としてチームを牽引し、公式戦通算48試合の出場で11ゴール11アシストを記録したウーデゴーアは、優勝の可能性が潰えた最終節エヴァートン戦後の心境を「試合直後は空虚だった。僕たちは大きな夢を抱いていて、あと少しのところまで来ていたんだ。何か特別なことが起こると信じていたし、多くの人がそう感じていたと思う。トロフィーは手が届くところにあったので、ただただガッカリしたよ」と明かしている。

 しかし、優勝こそ逃したものの、前述の最多勝利数やビッグ6との対戦を無敗で終えるなど、アーセナルにとってポジティブな要素が多いシーズンだったことは間違いない。ウーデゴーアも「良いシーズンだったと思う。僕たちが歴史を作ったし、そのことを誇りに思うべきだと感じている。チームには信じられないほどのクオリティーがあったし、シーズン終盤にかけて実力を発揮することができた」とコメント。その上で次のように言葉を続けている。

「一貫性が足りなかった。何かを勝ち取るためには努力しなければならないが、僕たちは改善できることを理解している。それが僕たちが今取り組んでいることだ。フットボールでの差は小さい。試合の細かい部分や、長いシーズンにどう対処するかが重要になる。さらに強くなって戻ってくることを確信しているよ。日々小さなことを少しずつ積み重ねるだけで、最終的にはトロフィーという結果が得られると思っている」

 長い低迷期間を経て、かつての強さと競争力を完全に取り戻したアーセナル。開幕が迫る2024−25シーズン、見据えるのは21年ぶりのプレミアリーグ制覇だ。

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