「世界最高のクラブに相応しい存在に」 エンバペ、レアル入団セレモニーでクラブ愛を語る

0

2024年07月16日 22:27  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

レアル・マドリード入団セレモニーに参加したキリアン・エンバペ[写真]=Getty Images
 レアル・マドリードへの加入が決まったフランス代表FWキリアン・エンバペの入団セレモニーが、16日にサンティアゴ・ベルナベウで開催された。

 紆余曲折を経て“白い巨人”と2029年6月までの5年契約を締結したエンバペに対し、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は「君のレアル・マドリードへの愛が、このクラブに君が加入するまでのあらゆる障害を乗り越えるために必要な強さを君に与えてくれたことを知ってほしい」と語りかけた。

 そして、ペレス会長からの紹介を受けるとエンバペはスピーチ台の前に立ち、スペイン語で「自分は長年レアル・マドリードでプレーすることを夢見つづけてきました。そして、今日その夢がかないました。自分は幸せです。初日から信頼してくれたフロレンティーノ・ペレス会長に感謝したいと思います。色々ありましたが…ありがとうございます。また、自分をここに連れて来てくれたすべての人々に感謝します」と語ると、クラブのエンブレムにキスをして夢がかなったことを喜んだ。 

 続けてエンバペは「自分には別の夢があります。実現したい夢。世界最高のこのクラブにふさわしい存在になることです」とし、続けて「このクラブ、このエンブレムのために全てを捧げます」とクラブに対する自身の想いを語った。

 更に「子供たちに伝えたいことがあります。自分は以前、君たちと同じでした。自分には夢があり、それを実現しました。そんな自分から君たちにアドバイスがあります。それは夢に対する情熱で、君たちが望むことの全てが実現可能だということ。そして今日、自分はここにいるんだ」と小さい頃にレアル・マドリード行きを夢見ていた幼い自分を振り返りながら、子どもたちに向けて語りかけた。

 そしてエンバペはレアル・マドリードにたどり着くまでに多くのことを乗り越えたことに言及し、夢のクラブに加入できた喜びを示したうえで、サポーターと一緒に「1、2、3、アラ・マドリード(マドリード万歳)」と声をあげスピーチを締めくくった。


【動画】レアル・マドリードのエンバペ入団セレモニー

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定