ロッテ・メルセデス、粘り切れず5敗目…7月は3連敗&防御率5.29、齊藤明雄氏「ボール球の使い方がちょっとマズい」

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2024年07月17日 06:23  ベースボールキング

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ロッテのメルセデス (C)Kyodo News
◆ 不調だった鷹・山川に“3打席連続長打”許す…

 ロッテはソフトバンクに1−4で敗戦。首位・ソフトバンク相手に連勝とはならず、ゲーム差は再び「7」に開いた。

 先発のC.C.メルセデスは4回まで何とかゼロを並べたものの、0−0のまま迎えた5回は先頭からの連打などで一死二、三塁のピンチを招きソフトバンクの4番・山川穂高に痛打。1ストライク後の低め変化球を捉えられた打球は、左中間を突破する先制の2点適時二塁打となった。さらに二死二塁で、6番・正木智也には右中間突破の適時二塁打を浴び3失点目。5回7安打3失点の登板結果で5敗目(2勝)を喫した。

 打線はソフトバンク先発・有原航平の前に6回まで無得点。4点を追う7回に8番・安田尚憲の中越え適時二塁打で1点を返すも、完封負けを回避するのがやっとだった。

 15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、7月に入り3戦3敗、月間防御率5.29と苦しむメルセデスの投球に注目。解説者として出演した齊藤明雄氏は「ボール球の使い方がちょっとマズい感じがする」と指摘した。

 メルセデスはこの試合、山川に左翼フェンス直撃の単打、中越え二塁打、先制の2点適時二塁打と、3打席連続で長打性の打球を許した。さらに3打席とも2球目を捉えられており、全6球ともコースは低め。齊藤氏は決勝点となった5回の攻め方を引き合いに出し、「1ストライクを取ったあとのカーブも1球目(の低めカーブ)と同じようなところ。1ストライクを取ったあとは真っ直ぐを挟んで変化球とか、いろんな緩急の付け方としないと勝てないかな」と、3連敗となった左腕にアドバイスを送った。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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