パリ五輪前最後の実戦はフランスとドロー…大岩剛監督「階段を一歩ずつ登っていきたい」
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2024年07月18日 07:50 サッカーキング
U−23日本代表が現地時間17日、U−23フランス代表との国際親善試合に臨み、1−1で引き分けた。試合後、U−23日本代表を率いる大岩剛監督がフラッシュインタビューにて、試合を振り返ると同時にパリオリンピック2024(パリ五輪)に向けた意気込みを語った。
パリ五輪前最後の実戦の機会となった試合は、立ち上がりからU−23フランス代表が試合を支配。しかし、U−23日本代表は25分、FW藤尾翔太の守備が相手のビルドアップでのミスを誘うと、MF三戸舜介のヒールパスからMF藤田譲瑠チマが右足で流し込み、先制に成功する。だが、後半立ち上がりの47分にMFミカエル・オリーズにミドルシュートを叩き込まれると、その後は防戦一方の展開に。それでも、GK小久保玲央ブライアンを中心とした守備陣がこれ以上の失点を許さず、試合は1−1のドローで終了した。
試合後、大岩監督は「内容は二の次で、昨日こちらに着いたので、コンディションを整えることが第一目的でした」とこの試合の持つ意義を明かした。ゴールシーンについては「われわれの強みのミドルゾーンでの守備からのショートカウンターでした。そういうところはうまく発揮できたと思います」と、チームの得意とする形だったと主張している。
また、現地入り後初の試合を終えて「このフランスの地でゲームができたということ、ピッチ状態だったり環境だったり、それにまず慣れることができた」と語った大岩監督は、パリ五輪に向けて「しっかりとコンディションを整えて初戦に向かいたい」と発言。「コンディション面と我々のやるべきことをもう一度明確にして、分析をした上で1試合目を迎えたい。目の前の試合にしっかり勝ち続けて、階段を一歩ずつ登っていきたい」と意気込んだ。
U−23日本代表は現地時間24日、パリ五輪の初陣でU−23パラグアイ代表と対戦する。
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