東京V、スペインの“古豪”ベティスとパートナーシップ契約締結! 2025年6月末まで

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2024年07月23日 19:02  サッカーキング

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東京ヴェルディは23日、ベティスとのパートナーシップ契約締結を発表
 東京ヴェルディは23日、ラ・リーガに所属するベティスとパートナーシップ契約を締結したことを発表。契約期間は2025年6月30日までとなる。

 今回の発表によると、両クラブの事業及び競技面のさらなる発展を目的に、パートナーシップ契約を締結したとのことだ。「日本及びスペインでのブランド拡大のための協業」や「サッカー領域における協業及び情報交換」、さらには『Forever Green』というプロジェクトの下、世界の気候変動に対するアクションにも注力していくと併せて伝えている。

 ベティスは、スペイン南部アンダルシア・セビリアに本拠を構える古豪クラブ。1907年に創設を迎えると、“ヴェルディブランコ”の愛称で親しまれてきた。2021−22シーズンに3度目のコパ・デル・レイ(国王杯)優勝を果たした他、ラ・リーガ制覇も1度達成。2010年代前半は1部と2部を行き来したものの、近年はクラブ史上初となる3シーズン連続のヨーロッパリーグ出場を成し遂げるなど、安定した成績を残している。

 主な事業内容は以下の通り。

・日本及びスペインでのブランド拡大のための協業
・スポンサーシップ、プロモーション、マーケティング、マーチャンダイジング領域における協業
・社会環境アクションにおける協業(レアル・ベティスによる『Forever Green(※注釈1)』と東京ヴェルディによる『TOKYO♡GREEN(※注釈2)』間での連携を含む)
・サッカー及びその他スポーツイベントでの協業
・サッカー領域における協業及び情報交換(『Verdy Sports Innovation Hub』での情報発信を含む)

注釈1:『Forever Green』
レアル・ベティスの主導する活動。地球上で最も人気のあるスポーツの力を活用し、多くのファンと共に地球の気候変動に対するアクションを考えていく取り組み。

注釈2:『TOKYO♡GREEN』
東京ヴェルディの地球環境へ配慮したソーシャルアクションプログラム。地域行政、住民、企業、アスリート、ファン、サポーターと共に、環境負荷低減活動や緑を増やす緑化活動、教育プログラムなどを実施しています。

■東京ヴェルディ株式会社 代表取締役社長 中村考昭氏 コメント

「この度、スペインを代表するクラブであるレアル・ベティスとパートナーシップ契約を締結できたことを大変嬉しく思います。レアル・ベティスは、ソーシャルアクション領域において、ヨーロッパをリードするクラブの一つです。彼らの事例から学びを得て、我々が今シーズンより新たに展開を進める『TOKYO♡GREEN』の活動により一層注力していきます。日本サッカーの歴史において、常にパイオニア精神を持ち、挑戦してきた東京ヴェルディとして、日本のプロスポーツチームによるソーシャルアクションのモデルケースとなれるように努めていきます。」

■ベティスCEO ラモン・アラルコン氏 コメント

「東京ヴェルディのような日本サッカー界の歴史あるクラブとパートナーシップを結ぶことができ誇りに思います。私たちは、地域社会に影響を与える価値観やプロジェクトを共有しており、それが私たちクラブのアイデンティティにもなっています。さらに、私たちはともに、サッカーが環境を改善するための重要なツールになり得ることを認識しており、そのために多くの取り組みを行っています。私たちは、東京ヴェルディの取り組みや戦略的アプローチから学びたいと思っています。両クラブにとって非常に満足のいくパートナーシップになることを確信しています」
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